送水口博物館と同時に楽しむ消火栓博物館

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送水口より消火栓

送水口博物館に行っておきながら、どうしても消火栓箱が気になるというハメになった。
なにしろ5階建てのこのビル、各階の消火栓箱がすべて違うのだ。

古い建物では、年とともに悪くなった設備を順次取り替えていくので、古い設備のなかにひょっこり最新の設備が混ざっていることがある。
よくあるのは誘導灯。
でかい蛍光灯式の中に、小型のLED式が眩しく輝いているのをよく見かける。

しかしだ、消火栓箱がそれぞれバラバラなんてことはまずない。
そもそも消火栓箱が傷んで交換ということがあまりないし、各階すべてが違うなんてあり得ない。

鑑賞のポイント

それはさておき、ここの消火栓箱はどれも長年のお務めぶりを思わせる貫禄があり、味わい深いものばかり。
なんといっても表示フォントがいい。
今どきのプリントではなく、すべて鋳物。
造り手の息づかいが感じられるような鋳物の表示がたまらない。

もちろん字体も各階すべて違う。
ゴシック体あり、明朝風あり、縦書きのものさえある。

どういういきさつでこんな状態になってしまったのか。
謎が謎を呼ぶ。

バラバラ消火栓の理由

実はこのビル、消火栓は任意設置なのである。
つまり、消火栓をつけなくてもよい建物だということ。
つけたいならつければいい、という建物なのだ。
だから好きでつけているのだ。

消火栓を。
好きで。
設置しているのだ!

当ビルのオーナーである、村上製作所の村上善一氏が趣味で設置している消火栓。
趣味だから好きなタイプのものをつけている。

なんという贅沢!

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本命の送水口博物館

このビルの最上階にある肝心の送水口博物館は、これまたキョーレツな個性溢れる居心地のいい場所だった。
ほんのちょっと立ち寄るだけのつもりが、日の暮れるまで居座ることになった。

この話もオモシロイので、また別の機会に。

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