NHK社員の過労死は誰の問題か

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NHKの記者が過労死していた。

ある新聞は「NHK記者 過労死」「働き方、個人任せに」という見出しでこのニュースを伝えている。
NKHの幹部が「個人の取材の仕方や裁量に任せる働き方だった」というコメントを受けての見出しだろう。

短絡的に考えるならば、個人任せにしたことが原因で勤務時間が際限なくなってしまったということになる。
対策は「企業が勤務時間を管理する」ということになろう。

その対策はうまくいくのか?

個人が勤務時間を管理できる教育やシステムこそが必要なのではないか。

亡くなった記者の1ヶ月前の時間外労働は159時間にもなっていたという。
この長時間労働を、本人が自分でコントロールすることができない状態だなんてどうかしている。

だがこれを企業任せ法律任せにしていたら、どこかでほころびが生じるに違いない。
8時間分働いたらサクッと帰らねばならないのか。帰れるのか。帰りたいのか。

NHK側は記者会見でこうも述べている。
「個々人の問題ではなく(中略)組織全体の問題と受け止めている」

だったらぜひとも、本人が自分で裁量できる環境づくりに全力を上げてほしい。
そして働く人たちは「自分のために働く」というスタンスを取り戻してほしい。

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