次年度の採用担当者は、大分県立鶴崎高等学校吹奏楽部の演奏会メンバーを検討せよ

シェアする

高校生吹奏楽部の定期演奏会(定演)が好きだ。
なぜなら自分の思い出にかぶせて、めいっぱい好きなことだけでできていたあのころ気分を味わえるから。もう楽器はやっていないけど。

てな期待で大分県立鶴崎高等学校(鶴高)の定演に行ったのだが、高校生の自由度がすごくて、あのころ気分を味わうなんていう目的はもうどうでもよくなってしまった、という話である。

キンチョー張り詰める、開演前のステージ。

進行するにしたがって肩の力が抜けたプログラムになるのは常套手段なのだが、前半ですでにブッ飛ばしたオリジナルステージ「ジャパネット鶴高」を披露。あの有名なテレビショッピング・ジャパネットたかたをいじって、オリジナルステージショッピングをつくりあげているのだ。
イケメンサックスリーダーがご紹介する商品は独特。フレッシュ気分を取り戻したい人向けの人生をやり直せる「ダ・カーポ」や、ハードな日々にちょこっと休みたい人向けの「8分休符」など、オリジナリティが徹底している。※ダ・カーポ(D.C.):曲の冒頭へ戻ることを指示する演奏記号 ※8分休符:2分の1拍休み
ご購入されたお客様の声もあり、今ならさらにコレがついてくるというオマケもあり、会場がどよめく効果音もあって、元ネタ再限具合も細かい。

定演にありがちな、ほほえましい進行ミスにクスッと笑ったことは数あれど、大笑いした定演なんぞ初体験である。
もはや定演も、吹けるだけでは生き残れないということか。
吹けるは標準、歌えて・踊れて・笑わせる、ここまでそろって初めてエンターテイナーとなり、観客を楽しませることができる。そうだ、これこそが定演の真髄だ。
後半のすべてのプログラムも、創意工夫にあふれる素晴らしいものであった。

鶴高の定演メンバーよ。
君たちのような新しいエネルギーがもうすぐ仲間になってくれると思うと、ホント楽しみだ。
一緒にオモシロイことをやろうじゃないか。

シェアする

コメントを残す