送水口は、もてはやされすぎていい気になっているのではないか?消防界の光と影

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送水口

送水口とは、連結送水管という配管の一部である。
連結送水管とは、はしご車からの放水が困難な場合に、ポンプ車から建物内に水を送るための一連の配管である。

送水口はカッコイイ

新しい駅ビルの壁面に整然と並んだ、いかにも仕事できます風にギラギラ輝く送水口。
哀愁を漂わせながら、古ぼけたビルの植え込みにひっそりと自立する、くすんだ送水口。
新旧どちらでも甲乙つけがたい魅力がある。
「消防隊専用」という表示には、オマエなんか相手にしてないぜとないがしろにされたような気分にさせられて、これまたたまんない。

送水口は、もてはやされすぎている

送水口は、設備の一部であるにもかかわらず、消防車が接近できるような場所に設置されているため一般の目に触れやすい。
またその材質から、腐食金属愛好家の目にも留まるようで、おかげで送水口の画像はネット上に数え切れないほど存在する。
2015年11月には、送水口メーカーである株式会社村上製作所が送水口博物館をオープンさせた。

送水口は、もてはやされすぎている。

知られざる送水口の反対側

こんなにもてはやされている送水口であるが、ちょっと思い出してほしい。
送水口は連結送水管の一部なのである。
水を送る口が送水口。したがって、反対側にはその水が出ていく口があるのだ。

そう。
それが放水口である。

ポンプ車から送水口を通じて送られた水は、建物内にはりめぐらされた配管を伝って放水口へたどり着く。
そして、放水口にジョイントされた消防ホースから、消防隊によって放水されるのである。
放水口なくして送水口はあり得ないのである。

地味な放水口

放水口,送水口

唯一いいのは、雪の結晶をモチーフにした消防マークぐらい。

どういうわけか、放水口は地味である。
上の写真の例なんか、格納箱の扉を開けてみると蛇口がひとつ入っているだけである。
え、こんだけ!?と拍子抜けするほどシンプル。

もちろんほかにも、ホースが格納されて、非常電話とか非常コンセントとかも付属した、非常ベル付きのオールインワン的なものもある。
しかしその外観は決して目を引くようなものではない。
そもそもが建物内にあるものなので、道を歩いているだけでは見るチャンスがない。

私だけが知っているという萌え

「放水口のほうに萌える」という人は、どれくらいいるのであろうか。

放水口も、あれでなかなかいいものである。
脚光を浴びてもてはやされる送水口の反対側に、地味だがなくてはならない存在の放水口。
この光と影のようなギャップがいい。
知られていない存在を、私だけが知っているという特別感がまた、たまらなくいい。

送水口

送水口に似てる、テレビ局スタジオの設備。

どっちも捨てがたい会社

イグジット,大分,よっしー,オモシロ消防訓練屋

株式会社イグジット
大分県大分市高松1丁目9-16安松ビル1階
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