業界あるある!の遊び
消防業界の人間、特にこの道20年の夫にとって、消火器の安全ピンを見てメーカーを当てるなんて朝メシ前すぎることである。
一方の私、メーカーごとに形が違うのは知っているけどそこまで入れ込んでいるわけではない。
そんな人間にとって、ひと目でメーカーを言い当てるなんて偉業である。職務経歴書に書いていい。
世間一般で見たらこの技はどの程度のものなのだろう。
スゴい?超スゴい?
それとも、フーン‥‥かな?
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詳しく見てみよう
さて。
消火器には法律で決められた仕様がある。
その厳しい仕様の範囲で、さまざまなメーカーがオリジナルな細工を施している。
消火器を使う一の手順「ピンを抜く」の安全ピンも、ご覧の通りメーカーによってかなり違う。
ハツタだけはすぐわかる。
ピン本体に企業のロゴマークが刻印されているから(二つの丸が重なったマークがそれ)。
覚えるコツ
この際だから、これを読んでいるあなたにもこの主要4メーカーぐらいは覚えていただこう。
それぞれの特徴は次の通り。
モリタ 1本足のごくシンプルな造り。
マルヤマ 長い1本足と、クイッと曲がった短い足を持つ。輪っかの開きが大きいのが特徴。
ハツタ 特徴はロゴマークだけで十分だろう。
ヤマト 側面に打たれた「ぬく」の文字。

他にもあるんだけど、今日は割愛する。
これであなたも消火器の安全ピンマスター。
抜け落ちたピンだけで、どの消火器から落ちたものかがすぐにわかるようになる。
あとはその特技を披露する機会を虎視眈々と狙うだけ。
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