「ウチのダンナときたら、なーんにもしてくれない!」と言いたいときは

 なーんにもしてくれない!

なんにもしてくれないのではなく、あなたの好きなようにやらせてくれているのです。
口も手も出さずに、ただ見守ってくれているのです。

なぜなら、あなたのやり方を尊重してくれているから。

 オカーサンのお小言

私が子どもたちにガミガミ言っているとき、夫はなにも言わず知らんぷりをしている。
その場にいるのに、われ関せずとばかりに読書なんかしている。

なぜ私の味方をしてくれないのだ!
ふだんから口うるさいオカーサンが言うより、オトーサンが言ったほうが子どもたちには効くはずなのに!

「オトーサンからも叱ってやってくださいな」
カツオがイタズラした日、帰宅した波平の着替えを手伝いながらフネが言うようなセリフを夫に向かって言ってやりたいところだ。

なぜオトーサンはなーんにもしてくれないのか

夫には夫の思惑があるのだ。

オカーサンが始めた子どもへのアプローチだから、オカーサンのやり方でやるのがベストだと考えているのだ。
夫婦の間で事前の打ち合わせや根回しがあるのならともかく、オカーサンが独断で始めたものには口出しをしないという方針。
ハラは立つが、おっしゃる通りである。

そのアプローチに同意できない場合だってある。
別の考えがあるときに「いやいや、オカーサンはあぁ言ってるけどね、オトーサンはこう思うぞ」なんて割って入ったら、オカーサンのそれまでの行動は台無しである。
夫婦間において意見の相違はあれど、子どもへのアプローチには夫婦で一貫した態度をとりたいという方針。
ぐぅの音も出ないほどの正論である。

ありがたがってみる

好きなようにやらせてくれている。
見守ってくれている。
やり方を尊重してくれている。

うっわー!
すっげーありがたいね、夫!

これは、いわゆる「パラダイムシフト」というやつだ。

ちょっと試してもらいたい。
身の回りのありとあらゆることに「させてくれてる」を当てはめてみると、スゴイことになるから。

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