前回までのあらすじ
防災士の養成研修で習ったロープの結びかた。
ナルホド!と激しくうなずきながら教わったものの、すぐに忘れてしまった。

結びやすく、容易に物体をしめつけられる「まき結び」。
忘れないようにするには、実践し続ければいい。
とはいえ、日常生活でロープを結ぶ機会なんてそうそうない。
別の用途
日常生活で結ぶと言えば、秋冬に大活躍のマフラーやストール。
ちょうどいいことに、私はストールを愛用している。
特に、ハンカチ代わりにもなり、ときには子どもの鼻水を拭いてやりさえする綿の大判ストールは手放せない。
習ったいくつかのロープ術の中から、マフラーやストールにおススメのまき結びをご紹介したい。
ではさっそく
ロープをオシャレに
救出・救助時のためのロープ術。
教本の巻きかた図を、自分の首に巻けるように脳内で変換するのがちょっと大変。
まるで私立幼稚園の入試問題のようだ。

まずはシミュレーション。
しかし、一度マスターして日常使いにしてしまえばこっちのもの。
あなたのオシャレな首回りが救助のためのロープ術だとは、まさかだれも気づくまい。
そんな特別感とギャップを楽しみながら、この冬も暖かくすごしていただきたい。