封筒に貼ったけど使わなかった切手、額面をまちがえて貼ってしまった切手。
未使用だからもったいない。
かといって、ソーッとはがしたんでは破れてしまいそう。
そんなときの切手のはがし方
- 貼った封筒ごと切り取る。
- 水に浸す。
- 5分ほどしてノリが緩んだら、水分をぬぐって平らに伸ばす。
- 自然乾燥。
これが一番シンプルな王道。
その他にも
- ドライヤーの温風をあてる。
- レンジで30秒くらい温める。
- アイロンをあてる。
どの方法も、切手を濡らしてからやる。
レンジなんか実にお手軽だ。
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再利用される切手
一度はがした切手は、当然ながらノリがなくなっている。
ペロッとナメても、くっつかない。
え?ナメない?
余談だが、お役所の窓口で収入印紙を貼るのに水スポンジがなかったんで「ナメてもいいですかw」「僕的にはいいですけどw」なんてやり取りをしてたら別の人が慌てて奥からノリを持ってきてくれたことがある。
自前のノリが利かなくなった切手は、ノリを世話してやらなければならない。
一度水をくぐった紙は、たとえ完全に乾いていようともゴワゴワしてしまうものである。
この小さな紙片にノリをぬっていると、しだいにわびしい気持ちになってくる。
はがれ防止のために四隅まできっちりノリをいきわたらせようとして、必ず指にまでノリを塗ってしまういまいましさもある。
いまいましいが、もとはと言えば自分のミス。
それに、なんにしても再利用できるのはありがたい。
手順の盲点
こんな小細工をチマチマと施して、貼り損じた切手を再利用してきた私の元に、こんな封書が届いた。

そういうデザイン?じゃないよね?
なんということだ。
この人は、最初の手順の「貼った封筒ごと切り取る」しかやってない。
- 貼った封筒ごと切り取る。
- 水に浸す。
- 5分ほどしてノリが緩んだら、水分をぬぐって平らに伸ばす。
- 自然乾燥。
あとは全部スッ飛ばかして、いきなりノリづけだ。
ものすごい力技。
まさかそんな方法があったとは。