年の瀬が近づき、ぼちぼち広告入りのカレンダーが届くようになった。
来年のカレンダーと同時に、手帳の検討もしてしまうのがこの時期。
SNS界隈で手帳話に花が咲いているようなので、私も自分の手帳をご紹介したい。
重すぎる一元化手帳
私はここ数年、あな吉手帳を愛用している。
あな吉手帳とは、家事や育児、仕事などから発生する無数のタスクをふせんで管理する、主婦のための手帳術。
子ども関係のプリントなども挟みこんで一元管理するため、手帳はやや大きめのA5サイズ。
必要最小限に絞っているが、総重量は約500グラム。
手帳にしてはヘビー級といえる重さだが、これはあな吉手帳の平均的な重量なのらしい。
カスタマイズ
あな吉手帳は、雑に言うとA5サイズ6穴タイプのバインダーを使ってタスクをふせん管理するもの。
基本を押さえたあとのカスタマイズは実に幅広い。

【あわせて読みたい、カスタマイズする楽しみ】 「好きなときに好きなように、自分に必要なものを自分で作る」という満足感
取り外しが簡単なバインダーなので、リフィルは好きにし放題。
あな吉手帳術のオンラインショップで販売されているスターターキットで始めてみたものの、付属のリフィルはデザインが気に入らなくて使わなかった。
その代わり、こちらのリフィルサイトで自分に合ったものを印刷して使っている。
200種超のリフィル(.pdf)を無料でダウンロード/pdf de calendar 2
リフィル
いろいろと試してみて、今のところは1日1ページに落ち着いている。
年間や月間など、スケジュールを俯瞰できるレイアウトのリフィルも使っているが、日々のタスク管理はやっぱりこれ。
A5サイズの手帳で、なおかつ、1日の割り当てが1ページというのは広い。手のひらサイズの手帳なんか使っている人にとっては、幼児が使うおえかき帳のような広大さではないだろうか。
リフィルの使い方
私はこの1日1ページをフルに使っている。
なにしろ、大事なことが大事すぎて、優先順位の低いものはどんどん脳内メモリから消えていく。
消えないうちに全部書き留めなくては。
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子どものクラスと出席番号と担任を覚えきれない件と、あたり前の対策
それに、細かくすればするほどタスクは実行しやすくなる。
単に「請求書を出す」という業務でも、その中にはたくさんのタスクが詰まっている。
- 業務の完了を確認する
- 見積書を確認する
- 仕入れ値を確認する
- 粗利を確認する
- 見積書を請求書に変換する
- 請求書を印刷する
- 請求書を封筒に入れて切手を貼る
- 投函する
必然的にふせんの数は多くなり、1日に割り当てられた1ページは埋まっていく。
自分のペースを保つ
この時期、たくさんのメーカーが新しい手帳を発売する。
さまざまな工夫を凝らした目新しい手帳を検討するのは実に楽しい。
楽しいが、ドンピシャリの手帳が見つからなかったときの焦燥感と言ったらない。
決めきれないうちに時間切れとなり、妥協した手帳を使うときの情けなさと言ったらない。
自分でカスタマイズできる手帳は、その焦燥感や情けなさがないのがいい。
年の瀬にも心穏やかに、いつものペースを保てるのがいい。
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