避難所を運営する15人の有志、焦りと葛藤と疲労でうっかりホンネが出てしまう!?

前回までのあらすじ

2018/12/22【参加者募集】イグジットのメンバーと一緒に避難所運営ゲーム「HUG」をやる会

やってみたい!というニーズの多い避難所運営訓練。
とはいえ、避難所運営計画もない状態でイキナリ実地訓練がやれるわけがない。

そんなときには疑似体験。
静岡県が開発したというボードゲームで、避難所のサワリだけでもやってみよう!
ということで、イグジットメンバーの研修を兼ねたHUG会を開催した。

つらいシチュエーション

冬の日曜日、マグニチュード8.0の地震が発生する。
天気は雨。しかも、季節風の吹き荒れる悪天候。
なにもこんな天気のときにという気もするが、いつどこで起こるかわからないのが災害である。

そして、ここに避難所として開設された地元の3つの小学校。
切り盛りするのは、有志15名からなる避難所運営委員。

とは言え、停電・断水・備蓄なし。
電話は不通、救護も非常電源もない。
ないないづくしのこの避難所に、一縷の望みをたくして集まってくる避難者たち。

グラウンドにたむろする避難者はすでに100名ほど。
地震発生からすでに5時間。
あたりは暗くなりはじめ、気温はしだいに下がっていく。

早くしなくちゃ。でもこっちが‥‥そうは言っても‥‥だからやっぱり‥‥

うっかりホンネが

「避難所HUG」では前回も前々回も、避難所で巻き起こる厄介ごとを采配するのに疲労困ぱい。
これで避難所運営のスキルがアップするのかはなはだ疑問だが、避難所が大変ということだけは毎回痛いほど実感する。

今回の参加者も、ゲームが終わった瞬間に全員が「疲れた!」と声を漏らした。
いや、ゲーム前半ですでに「投げ出したい」というつぶやきも聞こえていたぞ。
私はゲーム全体を司会していたので、口から思わず漏れてしまうホンネもずいぶん聞いた。

工場の再開資金だぁ?そんなものはあとにしろ!

大変な思いをしている避難者の前ではあるが、いかんせんカードの姿をしているもんだからついつい出ちゃう。

ちなみに、ゲームに参加した地元テレビ局のアナウンサー氏は、避難所の取材に来たマスコミにこんなホンネを。

「そんなヒドいテレビ局はないですっ!もっとちゃんとしてますっ!」

疲労と焦りの様子は、イグジットのサイトで見ることができる。
一度はやってみるべき!避難所の大変さを実感できるゲーム「避難所HUG」/イグジット

避難所運営を買って出る有志のみなさん。

本日の目標「避難所のツラさ、運営の大変さがわかる」は大成功!

避難所運営委員による感想ブログはこちら↓
「避難者支援ゲーム」に参加した!/TOSテレビ大分・小笠原正典のへなちょこDIARY

またやりたい会社

公式サイトはこちら↓

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