そろそろ卒業シーズン。
わが子が卒業しようがしまいが、PTA会員として卒業式に関わることになる。
今日の関わり
PTAからこんなアンケートが送られてきた。
卒業する6年生へのはなむけとして、心に残る歌を贈りたいと思います。
ふさわしい曲をアンケート用紙にお書きください。
旅立つ者へ贈る歌と言えば、
これだろ、フツー!(個人差があります)
選曲の目的
ところで、このアンケートの目的はなんなんだろう。
単なる意識調査なのか、卒業生に歌の紹介をしたいのか、卒業式で歌うためなのか。
歌うとしたら誰が歌うのか。
卒業生か在校生か、はたまたPTAか。
目的によって選曲が変わるじゃないか。
しかし、それについての言及がないのでどう考えたらいいかわからない。
だいたい私、子どもが好きそうな歌なんて知らないぞ。
学生のころから洋楽派だったからJ-POPは聴かないし、次々に出てくるアイドルは把握していない。
さっき挙げた3曲の懐メロだって、学生時代に所属していた吹奏楽部で演奏する必要があったから知ってるだけだ。
なんだっていいのでは?
いや、待てよ。
選曲の条件が明記されていないということは、逆になんだっていいってことじゃない?
だったら私のコレクションから選曲したっていいってことじゃない?
だったらこれはどうだ。
ラテングラミーを取ったMarc Anthonyのサルサ、Vivir Mi Vida。
【参考サイト】和訳 de ラテン音楽: Marc Anthony – Vivir Mi Vida
笑って踊って、人生を楽しもう!自分の人生を生きるのだ!
人生の応援歌とも言えるこの歌詞は、新しい世界に羽ばたく子どもたちへ贈るのにぴったりではないか。
世間体が気になる
これを書いたらムスコが反対した。
もっとフツーのにしてくれ、と言う。
アンケート用紙を学校に持っていく彼にしてみれば、毛色の変わったものを提出して不用意に目立つのは避けたいのだろう。
微妙なお年ごろである。
しかしコトはPTA。
学校児童であるムスコには、とりあえず関係がない。
たとえこれが卒業式で児童に歌わせるための選曲であったとしても、おそらくたった1票しかないであろうスペイン語の歌なんて採用されるわけがない。安心せよ。