このたび、結婚したら自動的に夫の仕事を一緒にやることになってしまった妻の会を発足した。
「結婚したら自動的に夫の仕事を一緒にやることになってしまった妻」とは?
自営業の人と結婚すると、「当然やるよね?」みたいなムードになって奥さんが家業を手伝うことになったりする。
結婚による引っ越しや出産・育児で、それまで従事していた自分の仕事を離れていると「当然やるよね?」がより自然に発生する。
そうして奥さんたちは、自分では思ってもみなかった未知の業界で活動を始めることになる。
彼女たちはたいてい、経理や事務などの目立たない部門で夫を支えている。
代表である夫とのリレーションがごく自然に影響しているだけなのに、外部の人間から「影の実力者」などと呼ばれるようになる。
それが結婚したら自動的に夫の仕事を一緒にやることになってしまった妻である。
私の場合
私もこのパターンで、結婚をきっかけに、知りもしなかった職業に行き当たりばったりで就職することになった。
それが、今の仕事の原点である。
結婚する前は、消防と言えば消防署ぐらいしか知らなかったし、消火器の存在なんぞに興味はなく、「フーン」以外のなにものでもなかった。
送水口や自火報に至っては、その存在すらも知らなかった。
当然ながら、そんな設備を保守管理する消防設備士という職業は私にとっては存在しないも同然だった。
夫と知り合ってまもなく、職業の話題になったときに「この人は、消火器を売りつける悪徳業者なのではあるまいか」なんてことを心配したものだ。
人生、どこでどうなるかわかったものではない。
妻の会
このたび、結婚したら自動的に夫の仕事を一緒にやることになってしまった妻の会を発足した。
「結婚したら自動的に夫の仕事を一緒にやることになってしまった妻」になってから、似たような境遇の人を見かけるようになった。
彼女らは、偶然飛びこんだ未知の業界で独自の個性を発揮して活躍している。
目立たない部門で夫を支えるどころか、積極的な発信でどんどん外へ出ており、代表である夫よりも露出が多い。
彼女らはおそらく、事務や経理などの内側の業務もちゃんとこなしているはず。
そのうえでこの活躍。ものすごいバイタリティである。
結婚したら自動的に夫の仕事を一緒にやることになってしまった妻たちへ
そんなオモシロい人たちと繋がれたら、自分の活動も会社の業務ももっとオモシロいことになるに違いない。
なにをする会なのか
というわけで結婚したら自動的に夫の仕事を一緒にやることになってしまった妻の会を発足したわけだけど、‥‥なにをしたらいいんだろうか。
とりあえず、「私も同じ立場!」と声を上げていただければ嬉しい。
そして、この立場独特のテーマについて語り合えたらいいな。
基本的に前向きな話をしたいけど、そこはホラ、いろいろとアレな部分もあるだろうからグチも2%ぐらいはあろう(2割ではない)
自分の携わっている業界や業務を、一般にわかりやすく伝えるには?とか、夫とのリレーションとか、自分のキャラを仕事に活かす方法とか、そういう話ができたらオモシロいじゃん?