今日は、こちらの消火器を使ってガーデニング。

長年のお勤めを終え、リサイクルに旅立つ前の廃棄消火器。
ガーデニングの大敵といえば、雑草。
油断するとすぐにビッシリ密生する、あの厄介な雑草たちをこの消火器で退治する。
消火器の中身
消火器の中身が除草に使えるとは、一体どういうことだろうか。
今回使うのは、住宅用の消火器。
中身は強化液という、強アルカリ性の液体である。
以前に屋外で消火器放射のデモンストレーションをやったら、液が飛び散った部分の雑草が枯れてしまった。
これに味を占めて、実は、古い液体消火器が手に入ったら廃棄のついでに除草をしている。
すぐに草ボーボーになる家の裏、ガスボンベとか給湯機とかを置いているあたりにうってつけだ。
とはいえ、メーカーさんが想定している本来の使用方法とは違うので、あくまでも自己責任で。
かけてみる
立ちション禁止の場所に仕掛けた防犯カメラのような映像だが、暖冬のせいで元気いっぱいな雑草たちに強化液をお見舞いしているところなので誤解のないように。
効果はすぐには現れない。
1週間後
暖冬のおかげでわがもの顔だった雑草たちは、すっかり茶色くしなびてしまった。
強化液を免れたエリアとの差がおわかりいただけるだろうか。
まとめ
除草の効果は数か月。
酸性雨などで土壌のpHが元に戻るのか、雑草の勢いも回復してしまう。
しかし、一度で不毛の地になるほどの液体を撒くのもコワいので、これくらいでいいだろう。
積極的にオススメするわけではないが、ご自宅の液体消火器、特にスプレータイプのものを処分するときは除草もアリだ。
【よくある質問】スプレータイプの消火器、中身はどう処分したらいいですか?
※スプレータイプじゃない消火器の場合、中身がカラでも廃棄は専門業者へ。
消火器の処分方法/消火器リサイクル推進センター
ヤミでやる会社