ベルマークの話をしよう
【はじめに読みたい、ベルマーク係の話】
断言する!PTA役員で目標達成できるのはベルマーク部門だけ
PDCAを駆使して年間目標の達成率43%を報告できるベルマーク部門の切れ者
小学校のPTAで集めているベルマーク。
一保護者としてこの活動に参加するのはやぶさかではない。
ベルマークを発見しては切り取り、定期的に学校に提出していた。
ところが
このたび、本年度のベルマーク収集の結果が発表された。
小学校PTAで、今年度はベルマークの交換でボール6個と一輪車5台を入手したらしい。ざっくり見積もっても総額8万円。児童ひとりあたり100円出せば買えたねー。前年のPTA会計の繰越金145万円だけどねー。#PTA#ベルマーク
— よっしー@消防/防災訓練のネタ帳&ヒント集 (@ne_dsk) February 27, 2019
やれ無意味な作業だの、やれ管理費のほうが高いだの、やれ子どもにさせたほうがいいだの、とかくやり玉に上がりがちなPTAのベルマーク。
そりゃそうだ。
こんな結果を見せられたら、労働対価のあまりの低さに愕然としてしまう。
数的目標
ベルマークの年間目標は「めざせ○○万点!」。
児童数の推移によって目標値は変動するが、数あるPTA役員の中で唯一マトモな目標を掲げている。
達成度がハッキリ判定できる数値目標だ。
ハッキリした目標はシビアに評価される。
購入した備品にはハッキリした価格がついている。
ベルマーク収集のために動員された保護者の数、作業時間もハッキリわかる。
ハッキリしているから評価ができる。
決算
ベルマークで交換した、8万円に相当するボール6個と一輪車5台。
そして前年の繰越金145万円。
本来ならば、数値による評価を次に活かすべきだろう。
この結果が果たしてよかったのか、結果を踏まえて次はどうするのか。
そんな検討がなされるべきである。
しかし、そう簡単にいかないのがPTA。
きっと来年も同じことが繰り返されるのだろう。
こんなことならいっそ、他の役員のようにふんわりしたスローガンにしておけばよかったのだ。
「みんなで集めよう!ベルマーク!」かなんか。