アウェイ感に冷や汗!場違いな会場で気おくれしそうなときの必勝法は最初の断言「私はこういう人間です」

ビジネスマッチングパーティーというものに呼ばれたのでいつもの黄色ジャンバーと赤メガネで出かけて行ったら、ちゃんとしたパーティーだった。

周囲は正装。

そんなときの必勝法

受付に到着した瞬間のアウェイ感といったらなかった。
そういえば会場はホテルだし、案内状には「パーティー」と明記されていた。
かといって今さら着替えに戻る時間もない。

場違いなところで気おくれしそうなときには必勝法がある。
それは、終始「それがなにか問題でも?」という顔をしておくことだ。
あとは胸を張ってゆったりと歩くこと。
こちらが涼しい顔で堂々としてさえいればいい。
この必勝法で何度冷や汗を抑えつけたことか。

というわけで今日は、「スーツやドレスに身を包んだ方々の中でただひとりのまっ黄色な人」でいることにした。
それがなにか問題でも?

きらびやかな会場

目の前には上着を預かるクロークがあり、みなさんの重厚なコートが次々に預けられていく。
私はここで上着を預けるわけにはいかない。

なにしろ私の上着は黄色いジャンバーだ。
これを脱いでしまったら元も子もない。
今日の私は、スーツやドレスに身を包んだ方々の中でただひとりのまっ黄色な人でいくのだから。

クロークをすり抜けて会場に入る。
きらびやかなシャンデリアが頭上できらめいている場所に、私の席がしつらえてあった。

今ここで震度6強とかが起こったらどうすべか。
ゾッとしつつも避難口を確認し、反対側の「避難器具」という表示を発見して心に留める。

黄色い人

銀行の頭取氏や支店長氏、地元企業の社長氏などが次々に登壇してスピーチをブチまける。
世の中にはいろんな仕事があるなぁ。
ここにいる全員が、新しく高い付加価値を模索しながら日々がんばっているのだ。

ごあいさつがひと段落したあとは、しばしの歓談と名刺交換タイム。
近くの方々には同じテーブルになったよしみで声をかけることができるが、それ以外の人はこれといったきっかけがつかめない。
だってみんな似たような恰好してるんだもん。

最初に登壇した方々は、歓談タイム慣れしているのかマメに動いておられる。さすが。
その順番が私のところへもやってきた。
そして「壇上でしゃべってるときから黄色い人がいるって思ってました」。
「スーツやドレスに身を包んだ方々の中でただひとりのまっ黄色な人」でいてよかった。
黄色冥利に尽きるというものだ。

確かに書いてあった「パーティー」。

まとめ

アウェイ感への必勝法は、「それがなにか問題でも?」という顔をしてゆったり堂々としていることである。
「私はこういう人間です」と先に言ってしまえば、相手は「ほほぅ」と受け止めてくれる。

名刺を出すときと同じだ。
「私はこういう人間です」と名刺を差し出せば、相手は「ほほぅ」と受け取ってくれる。
初対面で、こちらの名乗り以外のイチャモンをつけてくる人なんかいない。

気おくれしそうなときは、とりあえず胸を張ってゆっくり歩く。
オススメです。

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