簡易トイレを検証するなら用意すべきはニオイのついた黄色い液体

災害時のトイレ問題は深刻だという。
被災したことがない人でも、ちょっと想像してみれば深刻さが理解できるのではないだろうか。

はるかかなたにトイレがある、田舎の広大なショッピングモール。
お祭りの露店街に据えられた仮設トイレを使いたくない気持ち。
コンサートの休憩中に長蛇の列をなす女子トイレ。と、ガラ空きの男子トイレ。
ハイキングの山の中でどうにもならなくなった尿意。

トイレ問題はふだんの生活にも潜んでいる。

自分で実験した人の話

整理収納アドバイザーであり、防災アドバイザーでもある愛知県の小野綾子さんが、わが身を投げうってトイレ問題に取り組んでいる。
その簡易トイレ実験が、彼女のブログにまとめてあるのでご覧いただきたい。

市販の簡易トイレを使ってみた ⑤まとめ

よいと謳われている商品にも過不足があり、身近で定番だと思っていた新聞紙がこのありさま。
つくづく、やってみなければわからないものである。

私もやってみたい。

やってみよう

実験をやるからには準備がいる。
トイレの実験にどんなモノが必要だろうか。

簡易トイレにはさまざまな種類がある。
ネットで検索しようものなら、無数に出てくる。
数が多すぎてとてもじゃないけど選びきれない。

そんなことより、もっと大事なものを忘れちゃいないか?

実験に必ず必要なもの

どんなトイレ実験でも必ず必要なものがある。
それが排泄物。

どうせやるなら限りなく実際に近いほうがいい。
個人的にやるのなら前述の小野綾子さんみたいに、ホンモノで試してみるのがいい。
しかし、地域や職場の防災訓練でやるとなると、モノがモノだけに完全な再現は難しい。

現実と擬似の際をいかに攻めるか、どこまでリアルに迫れるか。
それが訓練を企画する者の腕の見せどころであり、醍醐味でもある。

リアルに迫る

排泄物と言っても、文字通り大から小までさまざま。
個人差もあり、体調にも大きく左右される。
イメージと実験がしやすいのは小の方だろう。

今回使用する小はこちら。

大人の1回分はだいたいコップ1杯。
500mlのペットボトルなら半分ぐらい。
災害時のトイレ問題を実験するにあたって、排泄の量は重要だ。
なにも考えず水で流している日常とは違い、自分で出したものは自分で始末をしなければならない。

え?
画像の液体がなんなのか気になる?

リアリティを出すためトイレに置いてみたが、ホンモノではないのでご安心いただきたい。

中身はカレー粉。

カレーパウダーならいい色が出るし、ゴミ袋からのニオイ問題もついでに実験できる。

このペットボトルを差し出した瞬間、参加者の微妙な表情をする。
子どもなら、さらにいい反応が返ってくる。
それを楽しむのも訓練を企画する者の醍醐味である。

ギリギリを攻める会社

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