前回までのあらすじ
社内に非常ベルをつけた。
ご用のかた(のうち、本当に覚悟のできているかた)はこのベルでお呼びください
訪問した玄関先で「ごめんくださーい」と声をかけても、中の人が気づかないことがある。
そんなときに役に立つのが呼び鈴。
イグジットはワンルームだが、仕事に夢中になっていて来客に気づかないことがあるかもしれない。
だから呼び鈴があったほうがいい。
イグジットが呼び鈴をつけるとしたら、もうこれしかないだろう。
というわけで取り付けた非常ベル。
それなのに、これを押すお客さんはひとりもいない。
わかりやすくしてみる
利用してもらえないのは、わかりにくいからに違いない。
なにしろ、この非常ベルは見た目が本物と同じ。
実際の建物に設置する機器を使っているんだから、一般の人が見分けがつかないのは当然だ。
わかりにくいものは、わかりやすく表示すればいい。

玄関先でおなじみのアレを買ってきて貼った。
どうだ。
これならだれが見ても一目瞭然。
「声をかけて反応がないときに呼び鈴として使うもの」であることがハッキリわかるだろう。
おなじみのアレ
玄関先でおなじみのアレ、「ご用の方はこのボタンを押して下さい」というプレートがなぜナナメなのか?
それは、裏にマグネットシートを貼りつけたからである。
ちなみに、非常ベルの箱の部分は鉄でできている。

裏面。
磁石なので、好きなところに「ご用の方はこのボタンを押して下さい」貼りつけられる。
使用例

例えば、ホワイトボードに無意味に貼ってみたり。

例えば火災受信機に貼って、見る人を惑わせてみたり。
出入口のところに「強く押す」を設置してから、この「ご用の方はこのボタンを押して下さい」を貼りたくてたまらなかった。
今回ようやく念願かない、私の中でずっと温めていたオフザケが完結した。

Wi-Fi ではない。