「トイレの非常ボタンを押すとどうなるのか?」という疑問と期待に応えて押してみた

消火栓ポンプ起動スイッチ

「強く押す」でおなじみの非常ボタン。

「押す」と書いてあるからには、とにかく押せばいいらしい。
それはわかるが、押すと一体どうなるのだろうか?

トイレの非常ボタン

トイレの個室には非常ボタンが設置されていることがある。
トイレを使っていて気分が悪くなったりしたら、これを押すのだ。

「押す」だけの表記なので、軽く押しても押せるのだろう。

押したらどうなるのか?

「強く押すメガネ」で自らをブランディングし、非常ボタンについて発信しまくっている私としては、みなさんの好奇心に応えるのが使命ではなかろうか。
幸いここは、トイレの個室。誰も見ていない。

押してみよう

トイレの非常ボタンは、火災報知機と違って「強く押す」ではない。
ただの「押す」だ。
だから軽く押しても押せるはず。

そっと押してみよう。

ボタンの外側には透明のカバーがついている。
そのカバーは、指先にグッと力を入れれば割れるようになっている。
割れると言うよりも、外れる。

これはまさに、「強く押す」保護カバーと同じ仕組み。

このトイレの保護カバーも、数か所でちょこっとつながっているのだが、命綱ともいえるその数か所が2か所ほどすでに外れているではないか。
まるで風前のともしび。

トイレの非常ボタンを押すとどうなるのか?

さっきサラッと流してしまったので、もう一度。

トイレの非常ボタンを押すと、ボタンのカバーが割れる。
正確に言うと、カバーが外れる。
そしてその中のボタンが押される、というわけ。

え?
カバーの仕組みじゃなくて、そこから発信された非常信号はどこに通知されるのかですって?
大変申し訳ないが、それは知らない。

でもまあだいたい、管理室とか防災センターとかそういうとこに通知されるんじゃないかな。
規模の小さい店舗だったら受付とかレジとかスタッフルームとか、そんなとこ。
消防署に通じている、ということはまずない。

実は私も

ところで。
つい先日気づいたのだが、実は私の「強く押すメガネ」もトイレの非常ボタンと同じ状態になっている。
ちょこっとつながっている数か所が外れている、風前のともしび状態。

トイレの非常ボタンのように、そっと押すとわかる。

ポケットに突っこんだりカバンに投げ入れたり、雑に扱っているうちにこうなってしまったのだろう。

メガネのレンズが外れているのに気づいたのはよその会社の消防設備士。
つまり同業者の方。

「あっ、コレ!不備にするかどうか迷うやつですよねー!」
「そうそう!『経過観察』とか言ってとりあえず先延ばしにしたりねー!」
なんつって、その場で盛り上がったものだ。

「強く押す」の保護カバーなんて、予備をたくさん持ってるんだからさっさと交換すればいいじゃないか。
とお思いだろうが、こんなオイシイ話をブログに書かないでどうする。

微妙な状態を維持する会社

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