非常持ち出し袋とか防災リュックとかの話題が出ると、よく聞かれるのが「なにを入れたらいいんですか?」「どこに置いてたらいいんですか?」というやつ。
初めて揃える・これから揃えるという人には、もっと簡単なものから取り掛かることをオススメしたい。
それが防災ポーチ。
防災ポーチとは
自分にとっての必需品は、常に持ち歩いているはず。
財布、スマホ、身分証明書などは多くの人がいつも携帯しているのではないだろうか。
加えて女性なら、ハンカチ・化粧品・生理用品など、ふだんから細々したものをバッグに入れている人も多いだろう。
そんな「いつもの荷物」に防災の観点をプラスしたのが防災ポーチ。
これなら日常生活に取り入れやすい。
私の防災ポーチ
まったくのゼロからスタートするよりは、ちょっとした見本があるとやりやすいだろう。
参考までに、私がふだん持ち歩いている防災ポーチをご紹介する。
自分に必要なもの・不要なものをカスタマイズするためのたたき台としてお使いいただきたい。
ちなみに、私の防災ポーチは発展途上なので、模範品にもお手本にも基本にもならないのでご了承ください。

100均のビニールポーチ。2辺ファスナーで大きく開き、中身の出し入れがしやすい。

ぎゅうぎゅうに押しこんでいるいろいろなものを人さまに見せることになるとは。恥ずかしい。

改めて、中身をチェックしてみる。
入っているもの
私の防災ポーチに入っている代表的なものをピックアップしてみる。
歯ブラシとデンタルフロス
元歯科衛生士の私にとって、歯みがきは趣味のひとつ。
歯にモノが挟まっている状態にストレスを感じるので、デンタルフロスは必需品。
リップクリーム
1年じゅう愛用するリップクリーム。
ここに入れてあるものは在庫でもある。
デスク横、車、リビングなど、各所に置いてあるリップクリームが切れたらここから出している。
【関連記事】乾燥する季節到来!リップクリームを手放せない人のための紛失防止グッズ
アイブロウ
眉のない顔で外に出るのは心もとない。
気になるポイントは人によって違うだろうが、「これだけは譲れない」という化粧品を1点入れておくと非常に心強い。
圧縮タオル
これがなんに使えるのか確信がないまま、半信半疑で入れている。
【あわせて読みたい、圧縮タオルの真実】「これはタオルではない!」と断言しながら圧縮タオルの使い心地を試してみる動画
防災ポーチを始めるポイント
防災ポーチとは言っても、いかにも防災っぽいものは凝固剤と防臭袋ぐらい。
あとはふだんの自分に必要なものばかり。
急な宿泊などのスケジュール変更に対応できる準備であれば十分である。
経験したこともないデカい災害は、具体的なイメージに欠けるため準備しづらい。
しかし、日常生活によくあるアクシデントに備えるならわかりやすい。
さらに、今回ご紹介した私の防災ポーチに「ケチをつける」のもオススメ。
「そんなもの役に立つ?」とか「肝心のアレが入ってないじゃないの」など、ダメ出しをしながら自分に必要なものに置き換えていくと簡単である。
【過不足を調整しながら自分用にカスタマイズする実例】
「おひとりさま女性のための防災グッズ」を参考にして追加したもの・しなかったものまとめ