防災ポーチ/実際の非常事態を乗り切った3つの事例

前回までのあらすじ

初心者向け「非常持出袋には何を入れておけばいいの?」という人にオススメの防災ポーチ

私が持ち歩いている防災ポーチの中身をご紹介した。
防災っていうか、ただのふだんから自分に必要なものを持ち歩くためのポーチなんだけど。

今のところ、この防災ポーチが被災と言える場面で役に立ったことはない。
しかし、日常生活だっていろんなリスクと背中合わせ。
想定外のトラブルや予定変更が日常茶飯事なのは、みなさんも同じだろう。

防災ポーチと言いつつも、その中身はふだんの生活に必要なものばかり。
だから日常のプチ災害には大いに活躍するのである。

今日は、日常のプチ災害で防災ポーチが役に立った事例をご紹介したい。

持っててよかった! マスク

冬のある日、仕事中に1本の電話が入った。
「○○学校ですが、子どもさんが熱を出しておりまして‥‥」
子どもが通う学校の保健室から、お迎え要請の電話であった。

折しも、あちこちの学校でインフルエンザが猛威を振るっている時期。
ついにわが子にもその影響が及んだか。
いつもが健康体なだけに、すっかり油断しているオカーサンは「ど、どこの病院に行ったらいいんだべか」とうろたえつつ学校へ出向く。
まさに非常事態。

そんなときに役に立ったのがマスク。
防災ポーチに入っていた2枚のマスクを、ひとつは自分、もうひとつは子どもに使う。
おかげで、インフルエンザの疑いのある人を車で運ぶのにストレスを感じなくてすんだ。

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持っててよかった! デンタルフロス

加齢による歯肉の衰退は、「歯にモノが挟まる」という形で日常生活に影響を与える。
牛肉が挟まる、ニラが挟まる、ホウレンソウの茎のとこが挟まる。
とにかくスジっぽいものすべてが挟まるようになる。

一度挟まると気になってしょうがない。
他のことに集中できなくなってしまう。
まさに非常事態。

そんなときに役に立つのがデンタルフロス。
好きな長さに切って使い捨てるタイプだから、食後に洗面所でコッソリお手入れすることができる。
もちろん自宅でも使っているので、防災ポーチに入れているデンタルフロスは在庫でもある。

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持っててよかった! アイブロウ

眉がなかったら人相が変わる人にとって、アイブロウは必需品。
汗をかいたり、額をうっかりぬぐってしまったりで補修作業が必要となることがある。
アイブロウがなく、背に腹は代えられぬと4B鉛筆で補修を施した経験がある。
まさに非常事態。
それ以来、アイブロウは私の防災ポーチには必ず入っている。

人によってアイライナーやまつ毛、チークなど、気になるポイントはさまざまだろう。
「イザとなったら化粧品売り場のサンプルでなんとかする」という人もいるようだが、こだわりたいパーツがあるのなら自分で揃えておいたほうが便利なのは言うまでもない。

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まとめ

日常のピンチであっても非常事態であることに変わりはない。
逆に言えば、日常の非常事態を乗り越えられないようなライフスタイルでは、抗いようのない自然災害に対応することなどできるわけがない。

「何からやればいいかわからない」という人は、日常生活のピンチを切り抜けるためのリスクヘッジから始めてみてはいかがだろうか。

非常事態が日常の会社

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