忘れ物をする人は悪くない。悪いのは、忘れ物をしてしまう「仕組み」のほう。

スイミング、始めました

「なんか運動しなくちゃ」
という数年ごしの自分プロジェクトがようやく始動して、スイミングに通うようになった。

平日の仕事の合間に行くせいで、いつもほぼ貸し切り。ちょっと怖い。

持ちもの

スイミングに持っていくものは次のとおり。

・水着
・タオル
・ゴーグル
・スイムキャップ
・着替え

通い始めて4回目。
持ちもののうち、一番危ういと思っていたキャップをついに忘れた。

キャップはスイミングの必需品。
忘れたらプールの事務室で貸してもらえるみたいだけど、この調子ではこれから先、何度お世話になるかわかったもんじゃない。
今のうちに対策を立てねば。

忘れないようにするには

忘れないようにするにはどうすればいいのだろうか?

すぐに思いつくのはチェックリスト
必要なものをリスト化し、前もって確認をする。

でも、チェックリストはダメだ。うまくいかないに決まってる。
なぜなら、チェックするのを忘れるから。
チェックという行為がメンドクサイ。
チェックリストを作るのもメンドクサイ。

次善の策として思いついたのが複数のキャップを常備しておくこと。
でもこれもダメな予感がする。
予備を持っていれば安心だが、「いつもある」その安心が事故のもと。
在庫を使い切ったときがXデーだ。

たかだかスイムキャップひとつでこんなにもヒヤヒヤするなんて、大人なのに情けない。
ちゃんとできない自分。ダメな私。社会人失格なのか!?

理想的な仕組み

忘れ物は、忘れる人のせいではない。
忘れる人は悪くない。

気をつけていなければ達成できない、がんばなければ成し遂げられない。そんな、忘れ物をしてしまう仕組みが悪いのだ。

必要なのは、自動的に・誰でも・簡単に準備ができてしまう仕組み。
ストレスなく自然にできちゃう仕組み。
一度仕掛けたらずっと続く仕組み。

例えばこういうの

文字によるチェックリストではなく、イメージできるイラストシート。

イラストなら、「あ、あれを入れとかなきゃ」ってイメージしやすい。
なんだか小さい子どもみたいだけど、子どもでも理解できるわかりやすさというのは必要である。
まさにユニバーサルデザイン。

それに、これなら「ちょっとオカーサンのスイミングバッグを準備しといてくれる?」と子どもに依頼することができるじゃないか。しめしめ。

がんばらない会社

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