オジーサンが取り仕切っている避難所になんか行きたくない

付き合いにくいオジーサン

地域の防災に携わっているのは、圧倒的に高齢男性が多い。
彼らは住み慣れた愛すべき我が地域を守るため、それはもう献身的に活動している。

しかしながら、彼らの献身的な活動がすべての住民に好意的に受け入れられているわけではない。
「よくわからないことを勝手にやっている」「めんどくさいことを押し付けてくる」「いばっている」「怒られるからイヤだ」
そんなネガティブな反応は、私の住まう地域でも密かにささやかれている。

この際だから言うけど

人を集めて開催する防災訓練で一番やりにくいのは、高齢男性が多いときだ。
まず無表情。そして無反応。
終始腕組みをして私をにらみつけてくる御仁も珍しくない。
たまに発言するかと思えば、ツバを飛ばして怒り心頭のご様子。

イヤイヤ参加しているのか?
私の話を聞くのがイヤなのか?
なんなら退席していただいても結構なのだが。

余談だが

同じ高齢でも女性は違う。
いわゆるオバチャンと言われる女性たちは、反応が実に素直である。
頭によぎったすべてが、表情から口からしぐさから漏れ出てくる。

そして帰り際に声をかけてくる。
「楽しかったわー!あなた、上手ね!」
んなこと言われたら、次もガンバロってなる。

やっぱり付き合いにくいオジーサン

さて。
そうは言っても、地域の防災に携わっているのは圧倒的に高齢男性が多い。
こちらの話は聞かず、勝手に進め、主張が強く、女性の事情など知りもしない彼らが地域の防災を担っている。

イザというときは、そんな彼らが仕切る避難所に身を寄せることになる。
そんな避難所が快適だろうか。
そんな避難所に行きたいだろうか。

変えるしかない

今後彼らが変わるなどあり得ない。
何十年もそうしてきた彼らなのに、突然変わるなんてありえない。
というか、彼らに変わることを期待すべきではない。

変わるべきはこちら側。
一部の人にすべてをゆだねているのはリスクが高い。
現場の価値観が偏っているのなら、別の価値観を入れていけばいい。

彼らに任せっきりだった現場に、若者が参画する。女性が意見する。みんなで協同する。
彼らの話を聞き、彼らとうまくやっていく方法を探る。

人に任せっきりにしといて、イザとなったら不満をブチまけるのはナシだって話。

自分が必要だからやる会社

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