「消」の後に続く文字が「防」以外にあるのなら教えてほしい

オモシロ消防訓練屋,強く押すメガネ,よっしー

かさこ塾フェスタの一番の収穫は、これ。

「消」の字

「消」ときたら消防。
仕事が消防がらみなので、ふだんからどうしても「消」の字が目に留まる。
過去に歯科医院勤めをしていたときは「歯」の字にばかり目が反応していた。
そういうもんだ。

これもすぐに目がキャッチした。

オモシロ消防訓練屋,イグジット,よっしー,強く押すメガネ

目に留まったのはこの状態。切れてても「消」以外のなにものでもない。

かさこ塾フェスタに出店の、お土産手ぬぐい愛好家・志田香代さんのブースに展示されていたもの。
日本の織物の歴史ともいえる平織木綿、手ぬぐい。
彼女が旅先で買い集めた手ぬぐいのひとつだ。

「消」で連想ゲーム

「消」の字が見えたからといって油断はできない。
その後に続く文字が「防」とは限らないからだ。
これまでに何度だまされたことか。

よくだまされるのは「消費」。
これは「消防」と同等かそれ以上に存在する。
手ぬぐいのデザインとしてもありそうじゃないか。
「消費税・正しく申告・素早く納税」とか。

続いて多いのは「消臭」。
ただし今回は冒頭に「岩手県」がついている。
消臭材メーカーのノベルティグッズならまだしも、「岩手県消臭○○」なんていう手ぬぐいデザインがあるだろうか。
岩手県が消臭政策に力を入れているなんて聞いたことないし。

「消化」。
消防に関わり始めたころによく起こる誤変換である。
岩手県の内科、消化器科に限定した手ぬぐい‥‥苦しい。

「消滅」はどうだろうか。
これもまた、手ぬぐいデザインとしてはいかがなものかと思われるので却下。
「撲滅」ならありそうだけど。

あと考えられるのは「消波」「消雪」である。
ここらへんになるとかなりニッチ。
消波ブロック愛好会というダイバーの集まりがイベントをしたときに作った手ぬぐいか?
雪国だけに「岩手県消雪設備協会」とか?
※消雪設備‥‥融雪や凍結防止のために水を散布する、雪国ならではの設備。

「消」の字に喰いつく

あわてて出展ブースの志田さんに声をかける。
「さっき、『消』の字を見かけたんです!白地に紺のやつ!」
私のヘンな勢いに驚きつつも、志田さんは手ぬぐいの山からそれを見つけ出してくれた。

手あたりしだいコレクションすると膨大な量になるので、近ごろは自分の心が突き動かされるものだけを買い求めるようにしているとのこと。
つまり岩手県消防学校の手ぬぐいも、手ぬぐい愛好家の心を突き動かしたのだ。
そうだろう、こんなにレアなんだもの!
と思ったら「これ、岩手でフツーに売ってますよ」だって。

消防学校への想い

消防署ならともかく、消防学校の手ぬぐいがフツーに売っているとは。
岩手県民にとって消防学校とはどのような位置づけなのだろうか。

消防学校は、学校とはいうものの学校教育法に基づくものではなく、消防職員の訓練機関なのである。
ひょっとしたら東日本大震災による防災への意識の変化が、この手ぬぐいを生み出した要因のひとつかもしれない。

ちなみに、岩手県消防学校の手ぬぐいは消しゴムはんこ作家・クマガイユキコさんのデザインなんだそうだ。
「消しゴム」‥‥ひょっとして、ここにも「消」の字つながりがあったんだろうか。

あ。
この手ぬぐい、「岩手県消しゴムはんこ作家・グマガイユキコ」でもアリだったんだな。

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