毎度おなじみのベランダ隔壁板。
イグジットのオモシロ消防訓練では、この「非常の際には、ここを破って隣戸へ避難できます」と書かれている隔壁板を破る体験をやっている。
ので蹴破り体験とも呼ばれている。
足で蹴って隔壁板を破壊するこのプログラムは、いつどこでやっても大好評。

アクティブでインパクトが強いので、メディア受けもいい。
蹴破ったご本人だけでなく、見学の人もノリノリになる。
ノッてくるとみなさんいろいろと思いつくらしく、消防訓練の場でにぎやかな質問タイムが始まる。
よくある質問
足で蹴ることができないときには、なにを使ったらいいですか?
実を言うと、この質問にはずっとあいまいな回答をしていた。
「ベランダにある物干し竿とか植木鉢とか、なんなら台所から消火器を持ってくるというのはどうでしょう」
どれもイマイチだ。
そんなとき、Twitter界隈で同業者の方からいいヒントをいただいた。
最近よく点検の時に質問されます。ただ年配の方や女性は怪我する恐れがありますのでどこの家庭にもあるフライパンでどつくようにおすすめしています。
— まさやん@矢田助武の子孫 (@sanji_pax2) October 10, 2019
フライパン!
それならどこのご家庭にもたいていあるし、女性でも子どもでも振り回すことができる。
やってみよう
いいッ!
フライパン、いいッ!
ホームセンターで買ってきた、なんてことないフライパン(800円)だが、実に具合がいい。
隔壁板を割る感じも爽快!
みなさん、ベランダから逃げるときにはフライパンですよ。