マーケティング術を磨きたい脱初心者がプロの仕事を分析!これを模倣すればあなたの商品はバカ売れする

自分のサービスを世の中にどうやってアピールするか?
マーケティングで脱シロートを目指すなら、プロの仕事を分析するのが手っ取り早い。

というわけで、今日はこちらの動画を分析してみる。

Twitterでたまたま流れてきたこの動画。
とてもいい参考資料なので使用したが、スキンケア大学と私はなんの関係もなく、利害も恨みももちろんないことを付け加えておく。

さて。
この動画は次のような構成になっている。

  • 課題提供
  • 課題の解説
  • 解決する方法
  • 専門家の登場
  • 数的な根拠
  • 問題の普遍化
  • 具体的な事例
  • 専門家の答え
  • そして商品!
  • みんなの太鼓判
  • 応用例

以下はその解説である。

課題提供

「○○を知っていますか?」

「香害を知っていますか?」新しい困りごとへの幕開けである。

とにもかくにも、困りごとがあるということにしよう。
そうしなければ、それを改善する商品やサービスのありがたみなどわからない。
耳慣れない言葉であればなおよし。

課題の解説

「○○とは」

これを知ってしまったら最後、体調不良はすべて香害のせいになる。

「ナルホド!そういう状態を「香害」と言うのね!それは困るわ」
こうして、見る人は提案された困りごとを本気の困りごととして受け止める。

解決する方法

「○○の原因と対策法は?」

体調不良でも大丈夫!原因と対策法を知りさえすれば。

困りごとなんだから解決方法が知りたい。
解決するにはその原因も知っておかねば。

専門家に聞いてみました

先生登場。

専門家のビジュアルは大事。肩書のある美人、色男を探してくるべし。

専門家なんだから肩書は重要。
専門的なことをわかりやすく教えてくれるプロは重宝される。

数値

「公的データ○○によると、○○であるということがわかります」

とにかく右肩上がりのデータを。

せっかくの困りごとが気のせいであってはならぬ。
だから万人が納得する数値データは必須。
データの出どころが公的であれば、説得力はなお増す。

困っている人の数値も

困っている人がどれくらいいるかも重要。
「みんな困ってる」で人は動かぬ。
こちらも数的な根拠がほしい。

ここでターゲット層が明かされる。
「私ぐらいの人が困っているのね!そう言われてみれば、私は困ってないかしら?」

みんなの問題

「日本人は○○だと言われています」

あなたが特別なんじゃない。日本人はそういうタチなのだ。(だから仕方がない)
日本人には古代からそういう文化があった。(だから仕方がない)
こうして、この困りごとを日本人全体の特性にする。
見る人を追い詰めない、優しい気づかいと言える。

困っている具体例

「こんなふうに困るのです」

どう困るのか、一般的な事例を2つほどあげる。
日常生活に支障が出る、イザというときに困るなど、どうしたって許容できない事例が最適。
「もっとひどい人はこうなることも」という極端な一例を付け加える抜かりなさもほしい。

専門家の答え

おっしゃる通りでございます、先生。

再び先生にご登場いただき、解決のための答えを仰ごう。
ここでの答えは、抜本的な改革案や「目からウロコ!」みたいな裏ワザなどでなくていい。
あったりまえな事実を軽く語るにとどめたい。

そして、その正論を精神論でまとめる。

「心がけることが大切です!」

さあここからだ!

ここまでの話が考慮されているのがこの商品(バーン!)

ほらね!

疑り深い人には専門家の太鼓判、またはお客さまの声を数値で。

あなたのようなターゲットはもちろん、こんな人にもオススメ!

まとめ

マーケティングでシロートを脱するために、プロが作ったPR動画を分析してみた。
いかがだろうか。

  • 課題提供
  • 課題の解説
  • 解決する方法
  • 専門家の登場
  • 数的な根拠
  • 問題の普遍化
  • 具体的な事例
  • 専門家の答え
  • そして商品!
  • みんなの太鼓判
  • 応用例

これを模倣すれば、あなたの商品・サービスはバカ売れするに違いない。

もう一度見る

困りごとをつくり出す会社

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