有名人のブログはいいなぁ。
「おはようございます」
「今日は」
「!?」
そんなタイトルでもみんなが読んでくれる。
タイトルに苦しむ
ブログを書き始めて4年。
「なにを書いていいかわからない」というビギナー段階はすでに脱し、いまは「いかにオモシロく読ませるか」が日々のテーマだ。
内容がオモシロいのは必須だが、第一印象にインパクトを与えるタイトルもすこぶる重要。
ここで外したらせっかくオモシロく綴った本文を読んでもらえない。
第一印象に2度目はない。
だからこそ時間をかけて吟味する。
有名人のブログタイトル
有名人のブログタイトルはシンプルでも読まれるらしい。
タイトルどころか、中身もほんの数行。ときにはひと言。
そんなブログでもたくさんの人が読む。
歌舞伎役者・市川海老蔵氏のアメブロはPV数のすごさで有名だ。
月間PV=日本の総人口!?なんてこともあるとか。
ご本人の知名度や更新回数、アメブロのPV水増し疑惑はさておいて、海老蔵氏のブログタイトルを見てみよう。

「市川海老蔵オフィシャルブログ」より
さぁ!いってらっしゃい
仲国の支度へ
気合い
夜の部
晩御飯もキチンと
きたきた
秋元康さんからお年玉
さ!行ってきます
かなりシンプルである。
海老蔵と私
私がこれと同じタイトルでブログを書いたら読まれるだろうか。
「秋元康さんからお年玉」だったらちょっとは読者の気を引けるかもしれない。
いやいや、一般人の私が秋元康氏から直接お年玉をもらうなどまずあり得ないんだから、釣りタイトルだと思われるのが関の山。
ましてや「気合い」なんて単語では、一瞬たりとも読者の気を引けないだろう。
これは海老蔵氏と私のブランド力の差。
圧倒的な有名人と一市民の違い。
われわれ一般人は、頭をひねってオモシロいタイトルをつけなければブログを読んでもらえないのだ。
タイトルを考えるオモシロさ
第一印象に2度目はない。
だからこそブログタイトルは吟味する。
選び抜いた言葉の並びを変えてみながら、一番効果的と思われるタイトルを作る。
もはや、ブログ本文よりもタイトルを考えるほうがオモシロい。
それでもときおり有名人のブログタイトルを見て、「ラクでいいなぁ」なんて羨ましがったりするのである。