自己紹介で否定形を使うと、お付き合いはマイナスを取り戻すところから始まる

たとえば履歴書に

あなたは職場の採用担当である、という前提で話をしよう。

人手不足が嘆かれているにもかかわらず、即座に応募があった。
あなたは提出された応募書類に目を通す。
きちんと整えられた書類には、「私のキライなこと」「できないこと一覧」「こんなことはしたくありません」が列記されている。

この応募者を採用したいだろうか。

たとえばお見合いで

あなたは結婚相手を探している、という前提で話をしよう。

お世話してくれる人がいて、お年ごろの娘さんを紹介された。
あなたは相手のプロフィールに目を通す。
こざっぱりしたよそ行きムードの写真に添えて、「私がイヤだと思うこと」「言われたくないNGワード」「こんなことはしないでください」ばかりが書かれている。

この人と結婚したいだろうか。

地雷を紹介する

SNS上で、避けたいことが書かれたプロフィールを見かける。
こういう申請の仕方はイヤだだの、こういう人はブロックするだの、キライなパターンばかりが挙げられている。
これまでのイヤな経験に基づく自衛策なのだろうか。

ローカルルールは知っておきたい。地雷の場所を事前に教えてもらえるのもありがたい。
しかし、この第一印象は積極的なお付き合いに発展する予感がしない。
地雷に気をつかうくらいなら薄い関係のまま、自然消滅に持っていきたい。

私には、知りたいことがある

ヒトの脳はわりと素直で、入ってきた言葉をそのまま受け入れて思考をスタートさせる。
否定やネガティブな言葉が入ってくれば、マイナスなイメージから始まる。
忖度や裏を読むのはあとになってからだ。

だから、せめて最初ぐらいは好きなこと快感スイッチを教えてほしい。
「ここを押すとフニャ~ってなっちゃうんですテヘヘ」みたいなポイントを教えてほしい。

それを知った私は、チャンスがあるたびあなたの快感スイッチを押すだろう。

強く押す会社

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