災害や防災に興味がない人でもオモシロい「避難所HUG」
避難所運営チームの目的は、発災直後の混乱した避難所をできるだけスムーズに運営することです。
そのためのやり方やそれぞれの役割分担には、マニュアルや正解がありません。
自由なコミュニケーションのもと、プレイヤーの長所や強み、価値観を大いに活かして、みんなにとってすごしやすい避難所を創っていきます。
実際の避難所を運営するのは、災害の専門家ではなく、その地域に暮らす私たちです。
さまざまな知識とスキルを持った人たちが集まり、それぞれの得意分野を生かして全体で快適にしていく。
そんな自律型の避難所HUGは、ふだんの生活や仕事にも活かせるゲームです。
ゲームの進め方
7~8名で構成される避難所の運営チームで、次々とやってくる避難者に見立てたカードを避難所図面の上に順番に配置していきます。
運営チームは力を合わせて、キレイゴトでは済まされないトラブルや避難者からの要望、お役所からのお達しなどにサクサクと対応していきます。
マジメな解説「避難所HUG」とは
中越沖地震で避難所生活がクローズアップされたのをきっかけに開発された、楽しく学べる防災教育ツール。
内閣府防災スペシャリスト研修や市町村職員中央研修所など、全国規模の研修カリキュラムに取り入れられています。
東日本大震災や熊本大分地震では、事前に体験していたHUGのおかげで落ち着いた避難所運営ができたと、その有効性が実証されました。
開発者の倉野康彦氏によって、水害編、外国人向けやさしい日本語編、救護所併設編、ホテル旅館編などのバージョンが次々に誕生し、あらゆるジャンルの人たちが学べるようになっています。
開催日時・場所
2020/1/18(土)13:30~16:30
場所・イグジット(大分市高松1丁目9-16安松ビル2階)
※駐車場あり
定員・8名
参加費・1,000円/1名(税込・当日現金でお支払いください)
※イベントではゲームの様子などを撮影します
撮影し写真や動画はイグジットのウェブサイトやブログで使用させていただきます。