言いたいことがあるのに言えない‥‥だと!?
言えないだなんて、自分が苦労しなくてすむための言い訳でしかない。
行動は言うか言わないかの2つしかないのに、自分の解釈を入れちゃうもんだから「言いたいけど言えない‥‥」なんてグズグズするのだ。
言えないと言わないは、たった1文字の違いだけど中身はまるで違う
言えないは、相手や環境しだい。
言わないは、自分で決めている。
自分の人生、どっちで生きていきたいか?
言えない理由
言えないと感じてしまうのには理由がある。
1 相手の反応が怖い
都合のいいように取ってくれればいいが、怒るかもしれないし落ち込むかもしれない。
自分の発言を受けて、相手がネガティブな反応をするのが怖い。
2 発言に自信がない
自分の考えは間違っているかもしれない、ヘンなことかもしれない。
弱みを見せられない相手には言いたいことが言えない。
3 思いを正確に伝えられない
自分がどう感じているのか、なぜそう感じるのかがあいまいなままでは、相手に伝わる適切な言葉を選ぶことができない。
本当の気持ち
「言いたいことがあるのに言えない」ってなってる時点で、自分の本当の気持ちは言いたいのはず。
それなのに相手や環境に主導権を握らせてしまい、言わないを選んでいる。
気持ちと違う行動をするからしんどくなる。
脳の仕組み
ヒトの脳は矛盾がキライ。
だからこの矛盾を何とかしようと考え始める。
主導権を握っている相手や環境のせいにして、矛盾に決着をつけようとする。
相手や環境にしてみれば「知ったことか」である。
しかし最もヤバいのは、自分の気持ちをすり替えて決着をつけること。
最初の「言いたい」を、「そもそもそんなに言いたかったわけではない」ということにしてしまうやつ。
なかったことにする、気持ちにフタをするというやつだ。
これはヤバい。
なぜなら、自分で自分をごまかし否定しているから。
これを繰り返していると自分に価値を感じなくなってくる。
そして、一度ついたごまかし癖はすぐには戻らない。
「言いたいけど言えない‥‥」なんてグズグズしそうになったら、「言えない」を「言わない」に取り替えて、自分の選択を認めよう。
自分の人生なんだから、自分が好きなように操っていいはず。