そういえば、18歳が成人扱いになるんじゃなかったっけ?
ムスメの成人式
式典に浮かれる新成人のニュースを見て、彼らを社会人として迎える大人側の覚悟をオモシロがっていたが、ちょっと待てよ。
そろそろ成人を迎えるムスメが、わが家にもいたのだった。
民法改正で、2022年(令和4年)4月1日から成人年齢は18歳に引き下げられる。
ムスメはいったいいつの成人式に出ればいいのだ?
和暦と年度はただでさえややこしい。
そのうえムスメは早生まれ。
ちゃんと把握しとかなきゃ、「えっ、去年だったの!?」なんてことになりかねない。
私はいいが、ムスメに恨まれるのだけは絶対に避けたい。
調べてみよう
2022年(令和4年)4月1日からシステムが変わるということは、2023年(令和5年)1月の成人式が最初のヤマ。
まずは、ムスメが本来いつの成人式にお呼ばれするのかを見てみよう。

成人式と生年月日の早見表
2003年3月生まれのムスメは、20歳でお呼ばれするとしたら改正直後の2023年。
ムスメはハタチだが、2003/4/2から2005/4/1の間に生まれた人も成人である。
この場合、3学年が同時に式典に招待されるのだろうか。
いかに少子化といえどもいつもの3倍の人数で式典を開催するとなれば、会場はギュウギュウのすし詰め、記念の集合写真は空撮するしかなく、せっかくの晴れ着姿もけし粒のごとし。
レンタル衣装は早い者勝ち、美容院は3日前から徹夜で着付け髪を結い、ふるまいの紅白まんじゅうは生産が追い付かないに違いない。
冷静な現実
思わず阿鼻叫喚の成人式をイメージしてしまったが、各自治体は冷静なもんである。
ムスメの所属する大分市では、現行の「成人記念集会」を「20歳(はたち)のつどい」と改称して執り行うという。
集まるのはそのときの20歳だけ。
開催予定も例年通りという冷静さ。
リアルな問題
18歳の成人式はデメリットが多い
1月ともなれば受験や就職活動の真っただ中。
記念式典と進学・就職のどちらを優先するかはそれぞれだろうが、式典の参加率が下がってしまうのは否めない。
関係者各位の業務負担もただならぬ。
レンタル衣装や美容院だけでなく、写真屋さんやまんじゅう屋さんも大わらわになるだろう。
あと、なんといっても保護者の負担。
進学にせよ就職にせよ、子育ての総決算ともいうべき出費の時期。

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カネは出さぬ方針の親御さんでも、2大イベントのスケジュールをマネジメントするのは手間だろう。
まとめ
2022年(令和4年)4月1日から18歳からが成人扱いとなる。
翌2023年(令和5年)1月の成人式には、切替えのとばっちりを食った3学年が殺到するのではないか!?
わがムスメの節目にアラがあってはならぬと調べてみたところ、自治体はどこも冷静に従来通りのやり方でいく方針ということが分かった。
式典に呼ばれるのは20歳。
親御さんがた、どうか安心してください。