イザというときにサッと使える防犯ブザーは、持っているだけでも犯罪を抑制する優れた護身グッズ。
子どもを狙った犯罪は上昇傾向にあり、発生するタイミングはひとりになりがちな下校中と言います。
地域をあげての見守りなど大人たちの対策もさることながら、子どもが自分で身を守れる方法も取り入れていきましょう。
防犯ブザーはこれを選ぼう
いろんな種類の防犯ブザーがありますが、効果的で使いやすいものを選びましょう。
音量の目安
周りに緊急を知らせるため、できるだけ大きな音を発するものを選びましょう。
「極めてやかましい」と言われる90デシベル以上を出すものなら間違いないでしょう。
電池の種類
すぐに使えるよう、防犯ブザーはいつも待機状態。
音が鳴っていなくても電池は消費しています。
半年に1回は音を鳴らして動作確認をしましょう。
電池は専用のものを使います。
市販の乾電池では正常に動きません。
もしも電池が切れていたときは、購入先に相談しましょう。
音の鳴らし方・止め方
音の鳴らし方はとても簡単。
「強く押す」と書かれたボタンを強く押すだけです。
音を止めるときはボタンではなく、音スイッチを「停止」に動かします。
ドキッとするような音が鳴るので慌てますが、落ち着いて操作しましょう。
このとき消防署の人を呼んでもあまり役に立たないというのは、あまり知られていない事実です。
耐久性・耐水性
金属製のカバーで野ざらし雨ざらしでもビクともしない、頑丈なタイプを選びましょう。
防犯ブザーを正しく使うために
正しく使えなければイザというときの役に立ちません。
基本的な使い方を知っておきましょう。

常に持ち歩く。
いつでも使える状況にしておく
異常が発生したのに防犯ブザーの場所がわからなくて使えなかった、などということのないようにしましょう。
どこにあっても見つけやすいように、防犯ブザーには赤いランプがついています。
使い方を忘れないように
電池確認と同じように、半年に1回は使い方を練習しましょう。
そのとき忘れがちなのは、音を聞いた人の対応です。
防犯ブザーの音が聞こえたら「何か異常が発生している」と判断し、即座に行動できるようにもしておきましょう。
壊れていないかを確認する
使いたいときに壊れて使えなければ、重大な被害を受けかねません。
正常かどうかの確認はプロに任せましょう。
万が一故障していたときの修理も頼めます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
防犯ブザーはできれば使いたくないものです。
ふだんから防犯意識をもって、被害にあわないように備えておくことが大事ですね!
大切な子どもたちをつらく悲しい目に合わせないため、防犯ブザーをランドセルにつけるなどしていつも身につけておきましょう。

出荷を待つ防犯ブザーたち。
【参考サイト】
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