地域の公民館では、通年の子育て講座が開催されていたりする。
乳幼児を持つオカーサンがたが集まって、講師の話を聞いたりお互いにおしゃべりしあって子育ての学びを深める場として活用されている。

本日の会場、大南公民館(大分市中戸次)。
思えば私も10年くらい前に幼子を抱えて、似たような催しに参加していた。
わが子とはいえ、気ままな乳幼児に1日中付き合わされるのはなかなかにしんどい。
子どもを目の届く安全なところに置けて、ちょっとした息抜きもできる公民館の子育て講座はホントにありがたい存在だったものだ。
そんな場に1コマをいただき、オモシロ防災訓練をやってきた。

嵐の前の静けさ。
会場は、やんわりと暖房の効いた和室。
ハイハイの乳児やヨチヨチの幼児を連れているときは、畳敷きが嬉しい。
ここでオカーサンたちを相手に話をする。
非常持出品を選ぶときのコツや、災害時の意思決定をシミュレーションするゲームなどを1時間半ほど。
【あわせて読みたい、講座の内容】
非常の備えと日常生活のバランスを自分用にカスタマイズするヒントを持って帰ってもらいたいと、いつも思っている。

乳幼児のイメージ(わが子)。
最初はオカーサンにくっついている乳幼児たちだが、場に慣れたらじっとしていない。
ひとりふたりとウロウロし始める。
乳幼児たちの動きはだんだんと大胆になり、終盤にはプロジェクターの前に立ちレンズをのぞき込むようになる。
スクリーンに巨大な乳幼児の影が動く。
と思いきや、別の乳幼児が私のマネをしてパソコン画面をタッチ。
思わぬ画面が映し出される。
ゲームのために配ったカードをしゃぶる。バラ撒く。
そのたびにオカーサンがたや公民館の担当氏は「スミマセン!」と恐縮する。
でもこれくらいは想定内。
ゲームカードは消耗品と心得、必要数の5倍ぐらいを持ってきている。
似たような乳幼児講座を何度か経験して、こちらも学んでいるのだ。フフフ。
だから、「子どもづれだと迷惑かしら‥‥」なんて思わずに、遠慮なくご依頼ください。