本日11時オープンの訓練食堂は、非常食を食べながらのランチ会。
「持ってるけど食べたことがない」や「賞味期限が切れそうだから食べてしまいたい」など、私のついでを叶える会でもある。
訓練食堂は、災害時を想定しているので主催者からのおもてなしはない。
作業はすべて自分たちでやる。
今日のゲストは、以前の避難所HUGにご参加いただいた方たちなので話が早い。
飽きない味を
本日のメニューは、お湯を入れるだけで三角のわかめおにぎりができてしまうやつ。
アルファ米が戻る勢いを狭い袋の中に閉じ込めて、おにぎりにしてしまおうという原理。
シンプルなわかめごはんは人気がある。
連続で食べても飽きにくいので備蓄にはオススメ。
もうひとつのメニューは缶入りパン。
こちらの味もシンプルなプレーンを選んでいる。
持ち込み非常食
参加者から持ち込まれた賞味期限ぎりぎりの非常食、レトルトカレー。
そもそもの賞味期限が5年もあるんだから、半年や1年の超過は誤差の範囲だろう。
個人的には、乾燥系の非常食なら2年超過ぐらいどってことない。

温めなくても食べられる、スパイシーな野菜カレー。
肉が入っていないので油っぽくなく、冷たくても違和感なく食べられる。
原材料名を見ると、サイコロ状の具はじゃがいもかニンジンだろう。
食べても区別がつかない。
たこ焼き
そして本日のメインイ非常食・たこ焼きの缶詰。
レビューサイトを見るのをガマンしてまで取っておいたお楽しみの缶。
いよいよ開けてみる。

お弁当に入ってるミートボールのような見た目。
たこ焼きの味なんて、要するにソースの味。それは缶詰でも同じこと。
予想通りのソース味。
味よりも、箸がめり込む柔らかさが意外だった。
缶から取り出すのにも気をつかう。
1粒だけ入っている硬いもの、これがタコだろうか。

あり余るタレ。再利用の検討を要す。
まとめ
炭水化物に偏りがちな非常食。
今回のメニューもごはん・パン・たこ焼きだ。
備蓄をするならタンパク質とビタミン類も欲しいところ。
柔らかいものが多くなるも非常食のあるある。
食べていて、歯ごたえが恋しくなってくる。
アルファ米に入れる水分を調整して硬めのごはんにするのも一考だが、私は繊維を断ち切るシャキシャキ感が欲しい。
シャキシャキと言えば生野菜だが、そんな歯ごたえの非常食なんてあるんだろうか。