よそ者vs常連さんが一触即発!?温泉マナーを巡るトラブルを未然に防ぐ、番台の粋な計らい

マナーを守らない人にどう対応するか、という話。

大阪市西成区・日之出温泉

こないだの出張中、ホテルのユニットバスに嫌気がさして温泉に行った。
近所の人が普段使いにしている、下町の温泉。
ローカルルールが横行しているであろう町の湯であるから、よそ者の私が肩身の狭い思いをするのは覚悟のうえだった。

よそ者の所業

女湯では案の定、「アラ、久しぶり」「こないだのアレやけどなぁ」と顔見知り同士の井戸端会議がくり拡げられていた。

温泉につかるサルたち

あくまでもイメージ。

慣れぬ蛇口操作で常連さんに冷水シャワーでも浴びせてはならぬと、ヒヤヒヤしながら湯を使う私。
せっかくの温泉なのに、なんだこの堅苦しさは。チクショウ。

壁の注意書き

ふと上を見ると、タイル張りの壁に注意書きがしつらえてある。
どうせ、温泉慣れしていない客への「入浴のマナー」かなんかであろうと思ったら、まったくの逆。
メッセージは、常連さんに向けたものであった。

温泉に慣れていない人は、マナーをよく知らないかもしれません。
マナー違反を常連さんが注意すると、不慣れな人は怒られたと思うかもしれません。温泉が嫌いになるかもしれません。
そんなときはどうぞ、番台にお知らせください。番台から温泉マナーをお伝えします。
みなさんに気持ちよく温泉を使っていただきたいのです。

みたいなことが書いてあった。
(うろ覚えだけど)

温泉道

なんというスマートさだろう。

私の暮らす大分県にも温泉はたくさんあり、別府や湯布院は全国的にも有名な湯の街なので外国人観光客も多い。
そして、多国語で記された「入浴のマナー」があちこちに貼ってある。

「入浴のマナー」は、ああしろこうしろ、あれはするなこれもするなと実にやかましい。
温泉慣れした日本人ならなんということもないマナーだが、改めて指示されるとウンザリする。
気持ちよく湯を使うための所作とは言え、温泉初心者にとっては険しい温泉道なのではなかろうか。

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