すべての音楽を強制的にブチ切るカラオケの非常システムと、あの赤いやつ

カラオケは好きですか。

カラオケの個室

スナックのドアから漏れ聞こえる、常連さんのヘタクソな演歌。
そんなイメージはどこへやら。

最新のヒット曲から懐かしの歌謡曲、子ども向けの動揺まで、日本の歌はすべて網羅されているかのようなカラオケボックス。
グループでの楽しみ方だけでなく、ひとりで歌うヒトカラやプレゼン練習など、カラオケボックスは新しい使い方をされている。

防音バッチリの個室は、音漏れしにくい反面、外の音も聞こえにくい。
部屋の中にいる人には、外で起こっていることがわからない。
たとえ非常事態が発生していても。

強制的に知らせる

人間、お楽しみ中には油断しまくっているものだ。
リスク対策などみじんも考えず、今このひとときの快楽に興じるばかり。

そんな浮かれた利用者に、非常事態をムリヤリ知らせるのがこちら。

エアコンの上の赤いやつ。

大音量で気持ちよく歌い上げているところを恐縮だが、すわ火事となればすべての音楽は強制的に切れる。
代わりに聞こえてくるのは異常を知らせるベルの音。

個室を利用する際は、避難経路と一緒に室内の非常ベルもご確認いただきたい。

その背景

2007年1月、兵庫県宝塚市のカラオケボックスで火災が発生した。

若い男女が8名も死傷したこの火災で、カラオケボックスに対する消防の規制が厳しくなった。
「遊興に用いる個室」ってことで芋づる式に、インターネットカフェや漫画喫茶、テレクラなども厳しくなった。

事故があるたびに消防法は厳しくなる。
後手と言われればグウの音も出ないが、だからってしょっぱなから厳しくしたって反発を買うばかり。

せめてこうして、人の気を惹く文章を書いて「そういうのもあるのね」ぐらいの気づきは広めたい。

J-POPには疎い会社

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