1 賞味期限がいっぺんにくる
いくら長持ちする非常食とはいえ、賞味期限はある。
一度にたくさん買った非常食は、同時期に賞味期限を迎える。
賞味期限に敏感な人は大量の非常食を慌てて消費するハメになるだろう。
捨てるなんてもったいない。
だって非常食は高いから。
余談だが、アルファ米のような乾きモノの場合、個人的には2年ぐらいすぎてたってどってことない。
2 飽きる
いっぺんに賞味期限を迎えた非常食。
マズくなる前に食べなくちゃ。
そうして毎日、食べ慣れない珍品が食卓に並ぶ。
昨今の非常食はウマいものが多い。
だけど飽きる。やっぱり飽きる。
3 扱いが雑になる
モノがたくさんあるとき、反比例してありがたみは少なくなる。
「こんなにあるんだから」と在庫管理はどんぶり勘定になり、おすそ分けもごく気安くやってしまう。
人に分け与えるのはゆとりのある証拠。
それはとても美談だが、数が多すぎて価値を感じにくくなっているのだとしたら本末転倒ではないか。