これを機にポータブルバッテリーを買った。

Amazonの「欲しいものリスト」に入れっぱなしだったのを、ついに購入。
「これを機に」とは
空前のパンデミック、新型肺炎コロナウイルス。
感染と重症化するスピードの速さに世界中が震撼している。
コロナに対して、世界のリーダーも国のリーダーも、医療機関でさえなすすべがなく、目の前で起こることに対応するのみ。
我われ大衆は、どこから流れてきたかもわからぬ情報に右往左往し、慌てて買いだめに走るありさま。
子どもたちは、年度のメリハリもないまま無期限休暇が続いている。
まさに想定外。
こんなときに地震だの水害だの起こったら、本当になすすべがない。
コトが起ったときの最初のショックぐらいは乗り越えられる備えをしておこう。
痛い目に遭う
人は想像していないことに対策できない。
だから、実際に痛い目に遭ったときに初めて学ぶ。
「マスクの備蓄」は、今回多くの犠牲を払って得た学びだろう。
これまでの防災訓練でマスクの備蓄に触れたことがあった。
未体験の災害では伝わりにくいので、身近なリスク対策として紹介する。
インフルエンザの季節、急に発熱したわが子を迎えに行かねばならなくなったとき、マスクを持ち歩いていればすぐに対応できて安心できる。
インフルエンザの件は自分の経験談だ。
しかし、たいていの反応は「フーン‥‥」である。
まだ痛い目に遭ってないんだから、「フーン‥‥」は当然の反応だろう。
でも、私の話を聞いてすぐにマスクを備蓄した人がひとりでもいたとしたら紹介した甲斐があったというものだ。
いつも使うものを備える
「なにを備えたらいいですか?」は、よくいただく質問だ。
なにを想定しているかによって備えが違うので一概に言えないが、日常生活ができるを指標にするのがいいだろう。
あたりまえのように流れていく日常生活。
なにによってそれが維持されているのか。
それを考える必要がある。
想定外のことが起ったとき、欲しくなるのは情報だろう。
ふだんの生活はなにから情報を得ているだろうか。
そう逆算し、私はポータブルバッテリーにたどり着いた。
そして、いつも使う
届いたポータブルバッテリーをさっそく充電する。
目新しい機器に子どもたちが寄ってくるので、すかさずお知らせ。
「スマホの充電とかに使っていいよ!」
ガチで使うときは来てほしくないが、使わないのもムダである。
だからいつも使う。
逆に言えば、イザというときにしか使わないものは備えるべきではない。