15万いいねを獲得した「手を洗いたくなるシール」を作ったのは、手を洗わない人

予想以上の反響があった手を洗いたくなるシール
15万回以上のいいねをいただき、あちこちに拡散していった模様。

潔癖症なのか?

手を洗いたくなるシールをドアノブに仕掛けたが、私はそれほど清潔好きではない。
若いころは医療現場にいたこともあったが、新型コロナウイルスが話題になるまでは日常の手洗いなんかほとんどしなかったし、自宅の床なら落ちたものだって拾って食べる。
清潔レベルは中の下、場合によっては下の中なんて言われるレベルではないだろうか。

病気とは無縁の健康優良児を持つ保護者にあるある3つの弱点

雑菌まみれの生活

手を洗いたくなるシール、実は会社のドアノブ2か所にしか使っていない。
社内にはあと12個のドアノブがあるが、すべてノーマルのままだ。
だって、全部に貼ったらキモチワルイじゃないか。

ウイルスがついてる可能性があるのはなにもドアノブだけではない。
しょっちゅうさわるスマホやキーボード、マウス。車のハンドル、財布、中の現金。メガネや鍵だってそうだ。
それらすべてにウイルスを疑似的に可視化するシールを貼ったら、うっとおしいだけだ。

我われは、たくさんの菌やウイルスとともに生活している。

好きなのは「しくみ」

手を洗いたくなるシールを作ったのは、職場で手洗いを習慣化したかったから。

ウイルス対策に!触ったあと思わず手を洗いたくなってしまうシール、作りました(ダウンロード可)

スタッフはみな社会人であり、いい大人である。
いまさら「手を洗いなさい」と言われて洗うのは心地よいことではないだろう。
だから自動的に手を洗いたくなるしくみにした。

見ただけでわかるので子どもに効果的とのご意見をたくさんいただいている。
が、実は大人へのメッセージなのだ。

バズり税

余談だが、いただいたコメントを雑にジャンル分けするとこうなる。


大半の方が共感してくれているが、「ツブツブ恐怖症への配慮が欠ける」だの「子どもにトラウマを与える」だの「実際のウイルスはそんな形態ではない」だの「べたつくシールを用いるのはかえって逆効果」だの。

たくさんのご意見が寄せられれば、賛否だけでなく勝手な言い分や解釈なども入り混じるものである。

図太いブランディングが完成している会社

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