毎日コツコツ積み上げるタイプの夫が強烈なプレッシャーをかけてきます

夫は成長オタクである。

成長オタクとは

成長オタクとは、自分がよりよくなることに人生を捧げている人のこと。
寝ても覚めてもよりよくなることばかり考えている。

成長オタクはセルフカウンセリングを繰り返して生きる目的を見極め、目標を設定し、年間計画を立て、それを月間計画に分解し、日々の行動に落とし込む。
毎朝のルーティンで自分の調子を整え、夜にはその日一日の振り返りをし、明日のプランを練る。

こうした行動を繰り返して、夫は今日も成長の階段を一段上がる。
そして自分の掲げる理想像に向かっていく。
その一段は、ささやかで簡単なことばかり。
一日ぐらいサボってもどってことないくらい小さい。

しかしみなさんご存じの通り、ささやかすぎて小バカにしてしまいそうなことほどやること・続けることがキモとなる。
やる人・続ける人だけが成功していくというのもまた、ご承知のことだろう。

プレッシャー

私は成長オタクの妻である。
夫の綿密なプランニングと確実な実行をいつも横で見ている。
簡単な方法で明らかに前進していく夫を見ていると、簡単な方法なのにやってない自分・続けていない自分がハッキリとわかる。

今日もまた私は階段を上らなかった。
だってこの一段はとても低くて小さくて、あとからいくらでも追いかけられそうじゃないか。

そんな日が数日続くと、私と夫の格差は明らかに広がる。
小さな段差も、積み重なれば大きな壁となる。
慌てて駆け上り、息切れする。

しんどいのは息切れだけではない。
コツコツ積み上げる夫の存在を知りつつ、簡単な方法なのにやってない自分・続けていない自分に気づかないふりをし続ける。これはもっとしんどい。

私は、確実に進んでいく夫にプレッシャーを感じている。

夫にしてみれば

私の感じているプレッシャーを夫にシェアしたところ、夫から私に、逆からの視点がシェアされた。

ふだんはなーんにもしないで好きなことだけしてラクに遊んでるくせに、なんかの拍子に100段ぐらい一気に上っていく人
それが、確実に進んでいる夫から見た私だという。

こういうやつのことだろうか。

一瞬で手の届かないところまで行ってしまう。
しかも、日々積み重ねてるのがバカバカしくなるくらい遠くへ。

もはや追いつくことなど不可能なのではないだろうか、という焦りと悔しさを感じているという。

他人の土俵で勝負する

なーんだ。

お互いがお互いにプレッシャーを感じていたのだ。
自分と相手を比べて、絶対に勝てないジャンルで戦おうとしていたのだ。

他人と比べなくていい。
不毛な勝負なんかやらなくていい。
自分のやり方で自分の成功をつかめば、それでいい。

夫からの強烈なプレッシャーに負けじと踏ん張っているうちに、私の自己概念は天井知らずになってしまった。

私には短所がない。

なぜあなたは成功しなければならないのですか?

自分と闘う会社

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