夫婦で仕事してるとたまに言われるやつ。
「ウチの奥さんも、そういうのやってくれるといいんですけどねー」
「そういうの」というのは、広報係として表に出て会社の宣伝をすることらしい。

(イメージ)
社長とは違う視点で会社を語る人がいれば、新たなファンが増えること間違いなし。
ひとりじゃできないことをやれるのがチームであり、企業なのだ。
夫婦が相乗効果を出すには
奥さんに新しい見込み客の開拓を期待するのなら、絶対に守らねばならぬ最重要用件がある。
それは、

好きなようにやらせることです。
当然ながら「社長が好きなように」ではない。
「奥さんが好きなように」だ。
つまりこういうこと

1 妻が好きなように商品をアピールしたり

2 妻が好きなように商品で遊んだり

3 妻が好きなように商品の空き箱の上で寝たり
奥さんが好きなように活動するのを阻んではならない。
絶対に。

4 妻が商品を片手に夜の街に繰り出したり

5 自分よりも妻のほうがメディアに取り上げられたり

6 妻が資格を取って、自分よりも現場に出始めたり
そういうことも起こりうる。
自分とは別の人間がやっているんだから、自分が期待している姿になるとは限らない。
妻が好きなように活動するとはそういうことだ。
また、

7 自分が事業計画を熱く語っているのに妻はその撮影に夢中だったり

8 社外秘だった人事採用の方法を公表されたり

9 妻に「夫はいるだけでいい」と言い放たれたり

10 ラブラブに見えてしまう写真をネタにされたりすることも
「ウチの奥さんも、そういうのやってくれるといいんですけどねー」と言ってる社長さん。
本当にその覚悟がありますか?
ヨソの奥さんがどれくらいのもんだか知らないが、なにをやらかすかわからないのが他人というもの。
思ってもみなかった想定外をすべて許容する度量がなければ、とても任せられるものではない。