ゆとりがあると人に分け与えることができるが、ありすぎると雑に扱われてしまう

ゆとりがあると、人に寛大になれる。
ゆとりがあると、人に分け与えることができる。

人徳的なテーマだが、今日はモノの話をする。

通販の罠

たまたま買った生姜のジャムが気に入ったので、追加でほしくなった。
私がほしいのは1個。
そうそう消費するものでもないから、買うのはひと瓶でいい。

ところが大ぶりのジャム瓶には送料がかかる。
送料は本体よりちょっと高い。
本体より高づく送料は購入を躊躇するのに十分すぎる条件だ。

送料を減らすには、本体の購入数を増やせばいい。
購入数によっては送料が無料になることだってよくある。
ご多分に漏れず、生姜ジャムも1ケース買えば送料無料だ。

迷うところではあるが、幸いにも密閉されたジャムの消費期限は長い。
たくさん買っても腐らせることはないだろう。

という理由で1ケース購入した。

ところが

そうそう消費するものでもないから1個だけ買うつもりだった生姜ジャム。
それが1ケース=12個で12倍になった。
急に生姜ジャム長者になった私。
生姜ジャムに関してはたっぷりのゆとりがある。
ゆとりがあると、人に分け与えることができる。

「よかったらどうぞ」
私は、人に会うたびに生姜ジャムを勧めるようになった。
だってゆとりがあるんだもん。
手持ちの生姜ジャムを半分あげたって、まだ6個もある。
なんなら11人に1個ずつあげたっていい。
みんなで生姜ジャムのよさを分かち合おう!

こう言っちゃナンだが、私にとって余剰の11個は、なにがなんでも所有したいものではない。
ほしかった1個に比べると価値の低いものなのだ。
当然ながら、扱いが大雑把になる。
だからこうしてよそ様に差し上げている。タダで。

ちょっと待て

余剰の11個は、そもそもなぜ手に入ったのか?
ちょっとした送料を節約するためじゃなかったか?

送料は節約できたが、購入金額は予算をはるかにオーバーした。
予算オーバーで買ったものを人にあげている。
こういう現象をなんというか、賢明なみなさんならおわかりだろう。

本末転倒。

どうせ使うから

このような本末転倒は日常的に起こる。

例えば消耗品。
コロナ騒動で起こったトイレットペーパーやティッシュペーパーの買いだめは、緊急に必要ではないけれど「どうせ使うから」で買われたことだろう。
ではその買いだめしたティッシュペーパーは1枚1枚大事に使われただろうか。
「どうせたくさんあるから」でシュッシュッシュッといっぺんに3枚も4枚も取り出し、たった1粒の水滴を拭くのに使われたりしなかっただろうか。

事業所で購入するコピー用紙や文房具も、本末転倒の罠にハマりがちな品だ。
企業の場合は「決算前の税金対策」という条件もかかってくるからタチが悪い。
年度末に、上からの急な買いだめ指令を受ける事務員さん、全国にいっぱいいるはず。
その文房具、みんなは大切に使ってくれるだろうか?

もっとヤバいのは商売に直結する仕入れ。
「どうせ使うから」で仕入れすぎた商品を、在庫処分セールで放出していないだろうか?

なにが言いたいかというと

ゆとりがあると、人に分け与えることができる。
人に与えられるってすばらしいことだ。
自分もそうありたい。
しかし、ありすぎるモノはデフレーションを招く。

モノの価値が下がれば、せっかくのゆとりもありがたみが薄くなる。
なんのためのゆとりなんだか。

ゆとりも自分の身の丈に合ったものに。

イグジット,大分,よっしー,オモシロ消防訓練

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