ほんのちょっとつながったとこがちぎれる仕組みの「強く押す」プレートをなんというか?

毎度おなじみの「強く押す」。
言わずと知れた、火災報知機の押しボタンカバーである。

緊急用のボタンがむき出しだと、誤操作やイタズラを招く。
それらを防ぐためにつけられているのが押しボタンカバー。
正式には発信機保護板という。

1回しか使えない限定品

実はこれ、1回こっきりの使い捨てパーツ。

アクリル板に丸く切れ込みが入っていて、4か所だけがちょっとだけ繋がっている。

「強く押す」文字のある内側に力が加わると、ちょこっとだけつながってたところがちぎれる。

「強く押す」が割れるしくみ

たった1回しか使えない、このはかなさがたまンない。

一度使うと原状回復できない使い捨てカバーには、どのボタンが押されたかがわかるというメリットがある。
昨今はメーカーさんの研究と努力で、何度も使えるリセット式のカバーが普及している。
リセット式は、一度押したら復旧操作をするまでは押しこまれたまま。
消耗品の予備がいらないし、どのボタンが押されたかもすぐわかる。

リセット式は黒いボタン。ちゃんとメガネも作れる。

設備をメンテナンスする立場として、消耗品の不要なリセット式はありがたく望ましい進歩であるが、楽しみはまた別である。アイラブはかなさ。

もうひとつの呼び名

ところで、この「割れたら二度と使えない」カバーをクラッカープレートと言うのだそうだ。
ひびを意味するcrackと、板のplate
いまさらだけど初めて知った。

保護板で作ったメガネで活動してるから、その仕組みを人に説明することがある。
そのつど「ほんのちょっとつながったとこが外れるんですよ。ホラ、こうやって」と現物を見せながら理解してもらっていたが、今度からは専門用語を使おう。

「いわゆるクラッカープレートってやつですよ(ドヤ)」

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