オモシロ味のない夫がたまに発するヒットが怖い

わが夫はあまりオモシロいことを言う人ではない。
オモシロ味がない男と言ってしまえばミもフタもないが、彼にとってオモシロはさほど重要ではないというだけだろう。

だからこそ、たまに発するオモシロいことが際立ってしまう。

夫の投稿

1年前に夫がFacebookでこんなことを投稿していた。

仲良しに見える夫婦のセキララな実態を思わせるタイトルで始まる所感は、しだいに経営の裏話へ移り、どん底からの復活劇のようにも見える。

まずはその一部始終をどうぞ。

【話し合う事ができればどんな関係もうまくいくのか】
話し合う事ができさえすればどんな関係もうまくいくんじゃないか
結婚したころ、そんな風に考えていた

だから二人一緒に働ける自営業というスタイルを選んだ
一緒に仕事をすれば、時間と話題を共有できる
おかげで我々夫婦の娯楽は、コーヒーを飲みながらただしゃべること
ひたすらしゃべる
子供がいない休日は、話し続けてお互い声が枯れた

自分で起こした会社から飛び出すように出てきた4年前
株を持たなければ、設立して事業を育てた事なんて何の力もない
「一緒に働きたい」と3人が言ったが、株主のプレッシャーに一人抜けもう一人抜け
残ったのは妻だけ

収入は激減し、今後の保証はない
でも別々に働くという選択肢はなかった

家の貯金が会社の運営に流れ込んでいた初年度
暖房器具が買えず、インスタント味噌汁で体内から暖をとって仕事していた
そんな2人で始めたイグジットも4年たち、気づけば7人に

わが家の子供は18才になったら家を出て自活する
子供3人が家を出るまであと11年
声が枯れぬよう、のどを鍛えておかなければ

今日は12回か13回目かの結婚記念日
妻は東京に出張中

いないのかよ!

余談だが、夫は句点のない文章を好んで書く。

妻の評価

さて。
「いないのかよ!」という見事なオチで、「超いいね」から「ウケるね」までたくさんの反応をいただいた夫の投稿。

たまにこういうヒットを飛ばすのが、オモシロ一択で生きている妻としてライバル視する部分である。
激動の経営者人生を語りつつ、途中に夫婦の秘話をちりばめて、読者ののぞき見根性を焚きつけるテクニックは見事としか言いようがない。

しかしだな。
「いないのかよ!」と、結婚記念日に不在の妻にツッコミを入れているが、ちょっと待て。
その前の「今日は12回か13回目かの結婚記念日」って部分はいかがなものか。

妻として、「覚えてないのかよ!」のツッコミ返しをしたい
(私も覚えてないが)

結婚記念日を祝う会社

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