高校生バイトが2名も来てくれることになりました。ほんの5日間だけど、職務経歴書に書けるような経験や実績を積めるように今からみんなで作戦練りします。教育に携わる自分たちも成長させてもらえる、またとないチャンス。
— 強く押すメガネの人 (@ne_dsk) August 7, 2020
前回までのあらすじ
高校の先生を紹介してもらって、アポイントを取って押し掛け、自作の募集チラシを配った。
バーッと決めてガーッと作ってビャーッと持って行く。こういう向こう見ずなの、久しぶりだ。
ガーッと作ったチラシ
去年のアルバイト募集は求人媒体のお世話になった。
そのときに原稿の担当氏が言ってた。
「業務内容はできるだけ詳しく、具体的に書いてください。何時から何時はどこでなに、休憩はどこでどんな風にすごすとか、仕事がイメージしやすい企業が選ばれます」
そのアドバイスを思い出して作ったのがこちら↓
余談だけど、こういうの作って「これ、自分とこで作ったんですか?」って言われるのが一番うれしい。
今回も学校の先生に(しかもデザインの先生に)「これはご自分で?」って言われて有頂天になっている。
オリエンテーション
さて。
どうせ一緒に働くのなら、「やってよかった!」「オモシロかった!」という結果にしたい。
目指す結果があるのなら、そこに行きつくためのプロセスが必要だろう。
てことで急きょ開催したのが、事前のオリエンテーション。

ビギナーとベテランの、「普通はこうだろ!?」という思い込みのギャップについて語る。
それでなくても専門職、急に現場に連れてかれてもなにしていんだかわかんないよね。
業界の前提やイグジットのキャラクター、そして具体的な作業内容のレクチャーを半日かけてやった。

オリエンテーションプログラムの一部。
思いがけない効果
いつだってどんなことだって学びになる。
アルバイト生のためのオリエンテーションだったんだけど、やってるうちにイグジットメンバーにもたいそうな学びと成長があった。
なかでも一番「ほほぅ!」と感じたのは、新入社員のまこちんが主体的に活躍したこと。
オリエンテーションが進む中で、誰もやってないスキマ仕事を自分で見つけてやってくれた。
人からの指示で作業をすることの多かった彼が、自ら意思決定して仕事をした。
これは、アルバイト採用の全体を監修している私にとって思ってもみなかった大きな成果だった。
ちょっと、なにこれ。これからオモシロくなりそうじゃん?
たった5日間だけ働く高校生のために、フルメンバーで半日かけてオリエンテーションをやった。
この数時間には2名分のアルバイト代、それにイグジットの全員の時給がかかっている。
なにひとつ仕事をしていない数時間だけど、主体的に取り組んだイグジットメンバーにとってはものすごい学びの時間だった。
‥‥同じクオリティの外部研修なんか入れたらもっとお高いよね。

オリエンテーション、前半のプログラムは自己紹介。