「では、119番の番号札を持ってお待ちください」

お弁当屋さんでもらった番号札。
いやに聞き慣れた単語だなと思ったら、われらが消防署の電話番号「119」だった。
私にとっての119
一般的にもおなじみの119番。
我らが消防設備業なら、もっとおなじみ。
通報訓練の際は、ガチの番号・119に電話する。
そして火事の発生を知らせる模擬訓練をやる。
もちろん最初に「訓練です」とひと声かけてから通報訓練のセリフを言うし、前もって「○時ごろ、○○施設から訓練の電話をしますんで」という根回しもやる。
余談だが、通報訓練で「では119に電話してください」と水を向けると、「えっ、ホントにいいんですかっ?」と驚かれる。
この際だから言っとくけど、訓練用の受付電話などはない。
さて。
ホントの災害で119通報したことは一度もないが、通報訓練で119通報させることはしょっちゅうある私。
おなじみの119は、ラッキーナンバーと言ってもいい。
【あわせて読みたい、喜べない119通報のチャンス】
119番の使いどころ
引き換え番号で119番が当たるなんて、なんてラッキーなんだ。
もちろん、119番が当たったからと言っていいことがあるとは思えないが、思い入れのある番号が割り振られるのは嬉しいものである。

トミカコーナーでチェックするのは119番のみ。
消防車や救急車が119のナンバープレートを付けているのが好きだ。
119番はこの車両のためにある。
ナンバープレートを好きな番号にするには5千円ほど費用が掛かるが、消防署は税金を使ってでも全車両を119にしていいと思っている。(官公庁の車両も普通に有料なんだろうか)
私用しない、という美学
そんなに気に入った番号なら、自分の車や会社の車のための取得すればいいのにと思われるだろう。
しかし、119番はあくまでも消防のための番号。
個人的に使うべきではない、というのが私の美学である。
(すでに取得しちゃってるよそさまの車について、とやかく言うつもりはない)

そもそも事業用軽自動車には、好きなナンバーを選ぶ権利がない。