休日の朝っぱらから、ご近所中に火災警報を鳴り響かせちゃってゴメンなさい。
休日の朝っぱらから、怪しげな煙を焚いちゃってゴメンなさい。
今日はマンションの消防訓練。
感染症の影響で集合型の訓練は敬遠されているけど、やっぱりやりたい!というお客さまも多い。
こちらもそんなマンションのひとつ。
ありがたいことである。
消防訓練にちょうどいい参加人数とは?
集まったのは10名ほど。
参加者を増やしたい主催者には申し訳ないが、運営側としてはこのくらいの人数がちょうどいい。
たくさん集まればにぎやかになるが、おいてけぼりになる人が必ず発生してしまう。
私が全員の様子を把握しながらまんべんなく話しかけられるのは、せいぜい20名ぐらい。
10名なら、誰ひとり取りこぼさぬ自信がある。
【こちらもオススメ!たったひとりのための消防訓練】
大人も夢中になる消火訓練
取りこぼしがないのが少人数のメリット。
消火器体験だって全員がやれる。それも同時に、だ。
用意した水消火器は10本、参加者は10名。なんという偶然!
どうせだからみんなで一斉にやりましょう!
なんつって消火訓練をスタート。
消火訓練は、しなる棒の先につけた風船を狙うゲーム。
ふらりふらりと動くマトに、水消火器のウォータージェットを当てる。
子どもはもとより、大人もうっかり夢中になってしまうこのプログラムは、どこでやっても大好評。
全国の消防訓練でやって欲しい。
10人のすごさ
それにしても、10人がいっぺんに消火器を構えると、マト係の人間はちょっとした恐怖を感じる。
じりじりと迫ってくる10人に追い詰められ、逃げ場を失い、観念するしかない、みたいな気分になる。
しかもこのあと水をぶっかけられるのだ。
消火訓練のときは誰かひとりが代表でやりがちだけど、こうして全員でやると妙な高揚感が出てしまうようだ。
その証拠に、全員が中身がなくなるまでやり切った。誰ひとりとして途中でやめなかった。
みんなでやると楽しいので、水消火器はひとり1本用意する全国ルールにしたい。
【あわせて読みたい、全員が3回ずつやった水消火器シューティングゲーム】