消防訓練のサポート(無料)を依頼されたときの事前準備8選

消防点検のお客さまから、消防訓練に呼ばれることがある。
「ちょっと来て、使い方とかを教えてもらえませんか」

消火栓を説明する

消防点検のついでに訓練をやる場合、そのサポートはサービス(無料)のことが多い。
お客さま主体でやる訓練だから、火災受信機や消火器の説明はほんの少し。
我われにとってはたいした労力ではない。どうせ点検でも説明するんだし。

そうは言っても準備する

無料の訓練サポートと言っても、まるっきりの丸腰で挑むわけではない。
だってイグジットの訓練だもの。
イザというときの勇気と自信が必ず身につくオモシロ消防訓練だもの。
ちゃんと事前準備をする。

訓練サポートのメイン業務はお客さまのフォロー
お客さま主体でやる訓練の、足りないところや、よりよくするための付加情報を専門家目線でアドバイスするものだと思ってる。

だから準備は不可欠。

どんな準備をするか

イグジットが訓練サポートをするときは、だいたいこんな準備をしている。

  1. 建物の構造や用途に応じたリスクを予測
  2. リスクへの具体的な対策
  3. 建物についている消防設備のうち、お客様自身が使う可能性のある設備をリストアップする
  4. 訓練で取り上げる設備を1種類だけ決める
  5. その設備を、だれが・どんなときに・どう使うかのストーリー
  6. 一般の人が理解できる言葉の取り扱い方説明
  7. 質疑応答で出てくる質問を予測
  8. その回答

訓練当日は

お客さまのここをチェック!

  1. 防火管理者の意識レベル
  2. 消防計画のレベル(テンプレ丸コピor実態に即している)
  3. 消防計画の周知ぶり
  4. 受信機の位置と動作の意味、取り扱いを把握しているか
  5. 自分たちが使うべき設備を把握しているか
  6. 自分たちが使う設備の使用方法を把握しているか
  7. 用途に応じたリスクを具体的に予測しているか
  8. リスクへの対策を持っているか
  9. 参加者のノリ具合

なぜそこまでするのか?

無料の訓練サポートだけど、これっくらいは当たり前に準備するし、当たり前にチェックする。

だって、もっといい有料プランをご紹介できるじゃん。
有料プランのほうがいいに決まってるじゃん。

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有料プランはさておき、もっとやりたいことがある。

消防計画やら日常点検やら各種届出やら改修工事やら、防火管理の全ジャンルでお客さまのサポートをしたいのだ。
もちろん訓練も。

防火コンサルタントの会社

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