前回までのあらすじ
マンションの入居者さんには消防点検のたびに立会いをしていただいている。
点検する立場からこんなこと言ってナンだけど、立ち会うのってめんどくさくないのかな?
私がマンションを買うとしたら、避難ハッチの隣の部屋を選ぶ。
点検に立ち会う必要がなく、仕切板を1枚ブチ破れば避難器具に行きつく。なんて都合がいいんだ。
マンション購入の前にチェックする127項目
マンション購入を検討する人はなにをチェックしているのだろうか。
一戸建てに暮らす私には見当もつかないので、調べてみた。
そしたらこんなサイトを見つけた。
タイトルは「中古マンションの購入の流れと失敗しないための127個のチェックリスト」。
大きな買い物とはいえ、チェックすべきことが127個もあるとは驚きである。
「ワケアリ物件」なんて言葉が浮かぶ。
新築よりも格安な中古マンション。安いのにはそれなりの理由があるわけだ。
それにしても。
こんなにたくさんチェック項目があるのなら、消防点検に付き合うメンドクサさにも触れられているのではないだろうか。
どれどれ、ちょっと見てみよう。
「消防」を探す
127項目が列記されているだけあって、このサイトはやたらと長い。
スクロールではもどかしいので、Ctrl+Fで「消防」を検索する。

本文中に「消防」の文字が8個もあるらしい。これは期待できる。
と思ったけど、

あ、そういうことね‥‥。
消防点検をちゃんとやってるか、悪いところを放置していないかをチェックせよということらしい。
8つの「消防」のうち、6つがこのセクション内に書かれていた。
あとの2つは

近くに消防署があるか?
「住みにくさ」を検討するのに消防署が挙げられている。
我われにはとんとわからない感覚だが、一般的には近くに消防署があると「嬉しいようで嬉しくない」らしい。
もうひとつの「消防」もマイナイス要素として扱われている。

消防署のサイレンがうるさいと値下げ交渉ができる。
消防車のサイレンなんてね、毎日聞いてりゃ慣れるの!気にならなくなるの!
それを値下げ交渉のネタにするとはなにごとか。
まとめ
「消防」びいきが過ぎるあまり、なんのために検索してたのか自分でもわからなくなってきた。
えーと、要するに、マンション購入時のチェック項目では消防点検に付き合わされるメンドクサさは語られない。
チェック項目が127個あったとしても、だ。
消防点検に付き合わされるなんて、一般的にはどうでもいいことなのだろうか。
いいやそうではあるまい。
あまりにも専門的すぎて、盲点になっているのだ。
そうだ。そうに決まってる。