作業着でいいのか
消防設備業は一応ガテン系に分類される。
現場では作業着だし、ドライバーやニッパーを差した腰道具なども装着している。
しかし、小柄な女にとって、作業着は着心地が気に入らない。
どれを選んでもデザインは作業着だし、サイズは大きいし、布地は硬いし。
消防点検なんてたいしたガテンではない。
どちらかというと、水道やガスのメーターを調べる業務に近いんじゃないかと思っている。
工事ならともかく、検査ごときで作業着なんて大げさじゃない?
もうひとつの検査
私のもうひとつの仕事は防火対象物点検。
防火対処物点検とは、雑に言うと、火の用心をちゃんとやってるかの検査。
火の用心なんてすべての人がやるべきだけど、法律で義務化されてる建物・人にはマジメにやってるかのチェックが義務付けられている。
チェックをする専門の人がいて、その人は当然ながら火の用心の専門家でなければならず、それが防火対象物点検資格者というわけ。
防火対象物点検、略してボータイは消防署の立ち入り検査みたいなもんだ。
脱・作業着
消防署の立ち入り検査と同等ならば、ユニフォームが作業着なのはいかがなものか。
管理っぷりを検査するんだから、それなりのエラソー感があったほうがいいのではないか。
というわけで、防火対象物点検に出向くときは脱・作業着にしている。
現場で必要なのは書類だけ。
だったらスーツでいいんじゃない?