非常時ばかりに注力すると日常生活が破綻する、というバランスの話

ベランダのアレ

避難器具と言えば、一般的によくかけるのはベランダのハシゴ。

ガバッと開けて、グイッと踏んで、ササッと降りる。

あのハシゴは、床にブチ抜かれた穴を通って下の階へ移動する仕組みになっている。
人が通り抜けられるように、穴はだいたい60センチ角でブチ抜かれている。

通り抜けられる体形を維持しておきたい。

単身向けのワンルームなんかだと、ただでさえ手狭なベランダが避難ハシゴでいっぱいになってたりする。

どう見てもジャマでしかない。

ベランダを広く使いたいなら

余談だが、マンションやアパートに住まいを決めるときは、ベランダに避難ハシゴのない部屋をおススメする。

イザというときには心強いが、ハシゴの周りに物を置けないし、上から降りてくる部分にも気を遣わねばならず、ベランダの好きに使えるスペースは確実に少なくなる。
日常的にジャマなだけでなく、半年ごとの消防点検に付き合う覚悟もいる。

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シンプルを極める

さて。
そんな、ベランダを占領する避難はしごだが、場合によってはこんな施工もできる。

穴、開けっぱなし。ハシゴ、つけっぱなし。

そもそもフタを付けなければ、フタを開けるという手間が発生しない。
さらに、小さく収納されたハシゴを拡げる必要もない。ハシゴはすでにスタンバイOKだ。
固定されたハシゴなので、体重で揺れる不安もない。

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極めてシンプルなので定期点検がラクだ。
故障もほとんど起こらないだろう。
サイコーである。

ただひとつ難点を言うならば、ふだんの生活にリスクがありすぎるというところだろうか。
日常使いのベランダに60センチ角の穴がぽっかり開いてたら、まぁまぁヤバいだろう。
非常と日常のバランスを取るのはなかなか難しい。

実際は

ベランダにぽっかり開いた落とし穴。
このような避難ハシゴは、ふだんは人が立ち入らない場所に取り付けられる。

ホテルの廊下の突きあたりなんかで見かける。

ふだんは軽く施錠されているので、おいそれとは使えないことになっている。
そりゃそうだ。

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